世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

本当にやりたいことを考える


dreams and wishes. 62/365
Nicole Pierce

 

先日このブログに社会的「信用」について記載しましたが、僕はやはり旅行をずっと続けたい、気軽に日本や外国の友人と会えるだけの時間とお金が欲しい、宇宙へも行ってみたい、できれば親のサポートをしたいなどのかなり欲深くて難しい目標があります。

 

難しい理由は簡単で、それにはお金が必要であること、そのお金を得るためには社会的信用がどうしても必要だからです。そんなことを前回の記事にも書きましたが、今回は本当にやりたいことを考える意味について、自分に言い聞かせる意味でも記載していきます。

 

よく夢を大きく持とうとか、自分らしく生きようとか、周りと同じ道を歩むことを否定する風潮が一部の同世代の中ではある気がします。

 

特に僕は会社を辞めて旅をしているというだけで、なぜか自由人として見えるのか、リゾート地にいながら働いているという少し怪し目なノマドワーカーの人から格言ばかりの連絡が来たりもしました。確かに日本は労働環境が良い国とも言えないので、リゾート地で働くのはイメージが良いです。

 

しかし、それは今の自分が本当にやりたいのか考えるとNOです。組織を組まずに個人でお金を得ること(経営、技術、営業、広報を一人で行うこと)がどれだけ難しいかを知っているのもありますが、自分がもし高校生だったら、こういう大人に憧れていたかもしれません。

 

逆説的ですが、このように聞こえが良い物ほど本当に自分にとって良い物かはわからなかったりします。それは自分のしたいことが見定まっていないため、何となく良さそうなのものの誘惑に負けてしまっていることが多いからです。それが若さと言うのかもしれませんが。

 

例えば、「楽して稼ぐ」という話も似ています。(飢え死にするくらい貧しい人は別ですが)まず、お金はもちろん求めるべきものですが、お金を稼ぐこと自体を目的とするのはお金の本質が理解できないとも言えると思います。このために稼ぎたい、それにはどれだけのお金が必要かを知らないと、多くの宝くじの当選者のように使い方を失敗してしまう可能性があります。

 

要するに、なぜ夢を大きく持つ必要があるのか、なぜ平凡と言われるような道がいけないのかをひとまず考えることが大切かと感じています。言いかえれば、別に今の人生に満足しているのであれば、夢は敢えて持たなくたって良いと思えることも一つの才能だと思います。

 

「夢を持たない人生はつまらない」という人ほど自分が追っかけていないから言うのであって、こういった周りの意見に流されて「自分はやりたいことを見つからない・・」と嘆く必要もないと思います。こうした社会的な価値観に縛られて、自分の目標だと勘違いして行動してしまうことを「見栄を張る」ことだと僕は思っています。例えば本来、車に興味がない人が高級車を乗り回したりとか。

 

しっかり考えてみると「夢や、やりたいことは今なかった・・サラリーマンは毎月給料もらえるし、こっちの方が精神的に安定する・・・」っと考えるのであれば、わざわざ別に自分から道を切り開く必要なく、最低限の生活できる成熟したシステムがまだ今の日本にはあると思います。

 

しかし、若い世代やプライドがある人は「自分を変えたい!一度は経験してみたい!」と野心がどこかにありますから、中々それを100%受け入れられない時はありますよね。だから僕も悩むのです(笑)でも、そこはすぐ決断しないといけません。

 

こういう中途半端な悩みがある時に、自分の置かれている環境に文句を言ったり、周囲の人・芸能人などの有名人への嫉妬や、けなす人が多くなるのは事実です。逆に僕はそういう人をネット上でもよく見てきたので、「そうなりたくはない」というモチベーションから目標に向かって進む必要性を感じるようにしています。やはり僕にはやりたいことがたくさんある。だから人生に対して自分で責任を持たないといけない。

 

そのためには繰り返しになりますが、自分は何がしたいのか、何をしている時が幸せなのかを周りの価値観に流されず、常に行動しながら考える努力が必要だなと感じるのでした。そして、頭の中で考えているだけだと新しい思考が入ってこないし結果も出せないので、いやでも行動しながらがミソですね。というのも行動をしない人は、やりたいことを知る機会も得られない。楽はしたいけども、楽して得られるのはやはり薄いリターンしかなく悶々とします。

 

また、本当にやりたいことは変化するので一生かけても見つからないが、それでも常に考え続けなければいけない(=勉強)といった状況を悟ることが今の僕には必要だと感じています。過去の思い出ばかり話しても刺激はないし、予想できる人生などないし、「今を生きているな~」と感じるのが本当の人生の良さだと感じるんですよね。旅行もそうでした。

 

RYOJI

 

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