世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

国際感覚がないなと思う人の3つの特徴


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こんにちは。人間は長く住んでいる国や、長く勤務している会社に存在する「文化」に年々順応していき、他の世界が見えなくなりがちですよね。

 

仕事にしても他の世界を見ることができる人程、会社に価値を与えてくれたりしますので、他の世界を見る能力がある人は重要だなと思う今日この頃です。

 

ただ海外の会社とビジネスをしている人であっても、日本だけを見ていて国際感覚がないなと思う人がいます。あくまで以下は個人的な感覚で偏見でもあるのですが、今日は国際感覚がないなと思う人の特徴を書いていきたいと思います。

1.欧米人を「外人」扱い

日本人が「外人」という言葉を使う時は、なぜか白人を指すことが多いです。仕事の仲間がたまたま白人というだけで、「外人」扱いしている人がいました。

 

呆れて注意する気にもなれませんでしたが、その人の個人の能力の話をせずに、見た目で「外人」と判断する・・国際感覚がないなと思う瞬間です。そもそも外人という言い方も、日本語として下品なのに気づいていないようです。

2.日本の文化が正しいと思っている

文化や常識などは、毎年変わっていく物ではありますが、日本には正式な「文化」が存在すると思っていて、かつそれが正しいと思い込んでいる人は国際感覚がないなと思います。

 

もちろん日本の文化が正しいと思っていること自体は悪い所ではないですが、その文化と違う行動をする外国人に対しておかしいと言う人に国際感覚がないなと思います。足組んで商談するあの外国人だから変だ・・とか。それは日本の基準ではないか?

 

移民で住んでいる人に対してだったら多少厳しくなるのはわかりますが、初めて日本に来た外国の社員や観光客に文句を言っている人程、他の国に行ったときにその国の文化を尊重できているとは思えないですね。

3.最近グローバル化していると思っている

グローバル化」という言葉がありますが、これは英語をビジネスとしている会社などが作った日本だけにある「マーケティング用語」ではないか?と思うことがあるのですが、ここ最近で社会がグローバル化していると思っている人は国際感覚がないなと思います。

 

明治維新の時に外国に留学した若者が、日本を変えて作ったのが明治政府でもあるように、明治時代から日本は国際社会に果敢に参入していきました。

 

またハワイやアメリカ大陸、中国などを始め、100年前から日本人は海外に沢山移民をしていますし、世界大戦も参加しています。このようにグローバル化は今に始まったことではありません。(様々な要因で外国人観光客が増えてきてはいますが。)

 

日本と色々な国の関係が良いのは、昔からの先人達の努力もあるように、昔から国際交流はしていました。

 

短絡的に、「グローバル化しているので英語が必要になる」と思っている人は国際感覚がないので、逆にグローバル化に対応できないのではないかと思います。言語をより何を提供するかが先だと思います。

 

以上、仕事中心ですが、国際感覚がないと思う人の特徴でした。

 

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TSUYOSHI