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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

ファッション化する世界一周?

旅行全般 考え方

 World Map - Abstract Acrylic

Nicolas Raymond

 

僕は4年程前の今頃から世界一周をしましたが、それは効率的であり日本から往復で行くよりも安く色々な国に行けるという理由もあって、その方法を選びました。しかし、今は世界一周という形に拘らない旅をしています。

 

その理由といては世界一周に拘ると効率的で費用はかからないが、南米は夏の時期(日本で言う冬の時期)に行き2月にリオのカーニバルを見て~、春には北米・ヨーロッパと北半球を旅をして~、シェンゲン協定には3カ月しか居られないからどこか削って~等々色々条件が出てきては、行きたいタイミングに行ける所が少なくなることがあるからです。(一般的に世界一周する方は6か月~1年程かけて行きます)

 

そして、何が起こるかわからないのが旅なので、詳しく計画するのにあまり意味がないのと、それをすると面白みが欠けるのを経験済みだからです。そんな今日は、ほんの一部ですが世界一周が少しファッション化している所も踏まえて、旅とはなんぞやと語っていけたらと思います。

 

個人的な話ですが、アイルランドに行ってしまうポーランドの友人とクラクフで会った時に、「アイルランドに行っても仕事頑張ってね。」って言って別れた2~3週間後に「あ、自分もアイルランドに行くことにしたからまた会わない?」みたいな感じで再び結局会ったり。こういうイレギュラーな体験が意外と旅らしくて面白かったりします。

 

そして、僕は中東を旅している時にアラブの春が起こったり、内戦が激しく計画していたウクライナ東部のザポリージャに行けなくなったりと、国際情勢にも左右されてきたので計画し過ぎることもリスクの1つと認識しています。

 

そこで僕は今年の春に東南アジアを旅してバンコクから一気にベストシーズンのイタリア・南仏・スペインに行くことを決めました。また、ビザのために一度日本へ戻り、まだ暖かいうちに極東ロシアに行き、再びモスクワとヨーロッパに入り、寒いのが苦手ということで日本へ帰り、次の旅は環太平洋だな・・・ととても変則的な旅をしています。(その分少し費用はかかりますが)

 

学生を中心に世界一周というのは、今はさらに流行っているようですが、その一周という形に拘らない旅も意外とアリだなと思います。そして、具体的な目標がない人は無理やり旅行の大義名分を作らなくても良いと思います。むしろ世界一周がブランドになって、あれこれ考えるのも気難しいです。興味ないのにボランティアとか。

 

旅行というのは「自分探し」などと言われますが、僕は個人的に旅は娯楽だと割り切っています。就職時代に気づいたのですが、僕たちの世代の多くはやりたいことについて変に考える傾向があり、やりたいこと(現実的なことと)と自分の憧れを一緒にして考える傾向があるように(自分もあったように)思います。実際に就活のネタにもなるということで「世界で自分が何ができるのか!」と大それた形で旅を考える人も中にはいるようです。それだと、なぜか少し勿体ない気もしてしまいます。

 

また初めての海外旅行だと刺激的であり、より母国である日本との違いを意識すると思います。そこで、日本はこうで外国はこうだと二元論になってしまっている学生も見ました。中には国外で刺激を受け過ぎて、日本の悪口だけを言う人もいました。確かに日本は久しぶりに帰ってくると諸外国と比べて独特な風習が多い国で、また変わりにくく若い世代に厳しい国に見えます。

 

しかし、どの国も良い面と悪い面があって国の体制は維持され、それが世界の国々と持ちつ持たれつで関わりながらグローバルに存在しています。なので、ただでさえ変わりにくいこの世界ですから、日本や世界を語る時に自分の主観で語っていても変えるのは難しいと思います。世界と日本を分けて変に意識し過ぎずに、自分の専門分野に忠実になってクールに変えていけたらいいかなと思います。中には海外移住が目的で、税金や物価など現実的なことを考察しながら住みやすい国を探して、旅している人もいます。

 

旅というのは多くの人にとっては、自分のしたいように放浪する娯楽要素が一番大きいです。そこで得られるのは、偶然が生む人との出会い経験。しかし、それだけでも十分で、他の娯楽では味わえない貴重なことだとも思うのでした。変に理由を考えずに旅をしちゃいましょう!

 


RYOJI

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