世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

実際に見るから世界ができる【量子もつれ?】


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ベラルーシミンスク駅から

「あそこに行きたい」「あれをやりたい」と言って、自分の目で見ないと気が済まない人は多いと思いますが、私も何事も一次情報が大事だなと思っています。なぜなら一時情報は自分だけに存在する情報で重要な物になるからです。

 

私の頭では量子力学などは全く理解できないのですが、「量子もつれ」について、その瞬間を世界で初めて画像にしたというニュースがありました。

wired.jp

「量子のもつれ」とは1つの光子の回転が決まれば、もう1つの光子は逆回転になるということらしく、一方の光子を観測することで、その情報が光の速さも超えるスピード(瞬時)で、もう1つの光子に伝わるというもので、研究者を迷わせています。(知ったかぶり発言です)

 

つまり人間が観測することによって、その情報が確定する謎の法則。

 

これは「実物を見ることによって、自分の中でその世界が作られる(納得する)」心理と作用は似ているかなと思います。

 

本日の本題にもなりますが、実際に多くの人がこの「量子もつれ」の現象から連想を重ね、この世界や宇宙全体そのものが仮想現実だという説が出ていることです。

 

VRのゲームで言うと、ゲームのフィールドの全ての情報は表示されている画面には読み込まれておらず、今プレイヤーが見ている情報しか表示されないようになっていて、プレイヤーを右に向かせると右のフィールドの景色が表示され、前を向いている間は右のフィールドの情報は無の状態になっているのがゲームです。

 

これは実際の世界も同じなのではないかと、「量子もつれ」の「一方の光子を見た瞬間に片方の光子の情報がわかる」と似ていることにより、「この世は仮想現実である説」が出てきているようです。

 

これは私も小さい頃から何となく感じていましたが、自分が太陽を見るから、太陽が存在する。太陽を見ていない時は無で太陽は存在していない。友達と離れても、離れたらその場で友達という情報は存在せず無になる、また再び会った時に表示される。自分が死んだら、この宇宙も続かずに無になるという感覚。

 

人間は宇宙への探求心から物理法則への挑戦を続け、逆に解明したと思ったら宇宙の謎は深まるばかり。この世が仮想現実だとしたら、人間の探求心と共に宇宙は広がっていることになります。宇宙の外側も想像できませんが、発見したら生まれることになる。

 

私が行ったことのある上部の写真のベラルーシも、行ったことがない人にとっては、どんな所が想像できない所か、その人にとっては存在しない国であるというのが、「この世は仮想現実である説」になります。

 

皆さんも自分という世界の中で人生を歩むゲームのプレイヤーに過ぎないかもしれません。自分だけの世界を作るためにも、色々な国に行ってみませんか?

 

TSUYOSHI