世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

お盆の海外旅行はおススメできない


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私は再度サラリーマンになったことで、お盆に休むという文化に身をおくことになりました。そこで、近い国に旅行をしてみたのだが、私以外にも多くの日本人を見かけました。

 

私が東南アジアを放浪している時も、ゴールデンウィークには多くの日本人が来て、足早に帰っていく光景を見たのを覚えています。日本社会は同調的であるためか、休むタイミングも殆ど同じで、同じような行動をしていたのが記憶に新しい。

 

バケーションシーズンのため見た目は明るいが、皆と同じ行動をするということは、とても不幸なことだとも感じます。以下の理由から、お盆など皆が旅行する時に旅行することはおススメできない。本当の旅行をするなら経営者になるかニートになるしかないなと感じるのでした・・。

 1.航空券が高い

本当は自由なのですが、日本人の休むシーズンはある程度固定化されています。(中国もそうですが)例えば、お盆・年末・GWという限定されたタイミングに多くの人が旅行しています。

 

そのため、その期間の航空券やホテルは代金が跳ね上がり、下手したら通常の2倍以上を取られている可能性もあります。そのため、休みは分散した方が良いと思います。

 

私はわざわざ混んでいる時に行きたくないので、今までそれらの日程を外していました。今ではそのタイミングに行かないといけない状況は非常に理解できますが、無理にこんな時期に旅行する必要もないとも思います。

2.休みが短い(祝日は多い国だけど)

日本は祝日が他国と比べて多い国ですが、休む期間は短い傾向があります。そのため、高い時期にお金を多く払いつつも、短い旅行しかできないという、ニートバックパッカーしていた身としては、かなりの不幸な旅行に感じます。

 

日本にはバケーションという文化は、国が祝日が増やし過ぎたため難しいと思いますが、GWとお盆休みを合わせれば2週間近く休むことができますよね。旅行業界としても皆が休む時期を分散して欲しいと思っていると思いますが・・

3.一週間じゃバックパッカーもできない

お盆の際に、一週間を利用してバックパッカーをするというカップルを見かけましたが、正直、一週間じゃ多くの場所に行けないと思いますし、スケールが小さくなってしまいますね。

 

しかも日本人が一斉に休む時期に行くと、多くの日本人と旅先で出会うことになり、ローカルな人と触れ合いが減るという点でバックパッカー的な旅も薄れます。

 

日本人の旅人から「土曜日の飛行機で帰るのですか?」など質問を受けることがありましたが、皆が同じような旅をしていると思われ、それがどこか旅をつまらなくさせます。また、短い期間だと旅程を細かく決めなければ行けないため、バックパッカー的な旅は無理ですね。リピートする旅はちょうど良いかもしれないですが。

 

これらの理由からお盆旅行はお薦めできないし、そういったお盆にしか旅行できない環境は早めに変えていかないといけないとモチベーションが高まるのでした。

 

TSUYOSHI