旅にはミクロとマクロ視点の楽しさあり
NASA Goddard Space Flight Center
僕は高校時代にポータルサイトの作成や、大学時代にバンドにハマったりしたのもあり、少し中断していた時期もありましたが、旅行というのは僕の中で意外と長い趣味の一つで、考えてみると小学校の頃から続けています。(14年くらい?)
それを振り返ってみると、地図がなぜか好きだったと感じています。皆さんは地図を見ることが好きですか?中学時代は中国史に興味があったので中国の地図をよく見ては、項羽と劉邦の戦いはスケールが大きいなと野球の練習帰りに思ったりしていました。
当たり前ですが、今では旅行を計画する時も、実際の旅行中もGoogle Mapばっかり見ています。そのため、地球の地図に飽きることさえあります。こんな悩みは誰もないと思いますが(笑)、ドラクエみたいに新しいマップが出てくれば良いなって。
地図上ではほんの小さな町として記されている街を発見したり、実際にそういう所に行く時の興奮はありますが、男だからなのか、僕はどちらかと言うと、外へ外へと規模の広いマクロな視点の旅に興味があるタイプです。気づくと脳内で地図を常に意識して移動しています。
もちろん、東京から隣の千葉県へ行くのもアゼルバイジャンへ行くのも、同じ旅行として同じ価値があると思っていますが、遠い所や今まで行ったことがない所に行きたいという野心がどこかあるのです。
しかし、小さい頃は荒川(埼玉県から東京都東部に流れる川)を越えて違う区へ行くのだけでも興奮していて、東京をサイクリングをするだけでも楽しかったです。
少し東京ローカルの話になりますが、例えば明治通りの長さは歩いてみないとわかりません。湾岸道路と接する江東区の夢の島辺りから始まり、北区の王子から曲がり、池袋・新宿・渋谷という大御所を経て東京中心をぐるっとまわって南麻布まで続くんです。これに幼いながら、どこまで続くんだ明治通りは~!と興奮していました(笑)
しかし、電車賃が払える年齢になると、当たり前のように東京内を移動します。そして、かつて感じた東京の広さを感じなくなってしまう時が来ます。それからは東京を出て中部地方を一周したり、関西をまわってみたり、北海道から東京まで南下してみたり、四国一周してみたり、沖縄や伊豆七島など島嶼部を旅をしたり、日本国内の広さを知ることになります。日本は本当にハマりました(但し九州だけは楽しみに取っています)
すると東京から日本へという同じ流れで国外への旅行にも関心を持つようになります。もちろん、街の細部を知ったりリピートして感じる街の良さも最近は気づいてはいますが、やはりこのようにミクロな点よりもマクロな視点で旅をしたい傾向が僕にはあります。
そのため、アジア、ヨーロッパ、南米などを行った後は、地球の地図の外れにあって、どこの国にも属さない南極という場所に一時的に魅了されていました。
南極に近いアルゼンチン(パタゴニア)からの代金を考えると、今直近で行くのは、費用が掛かり過ぎて現実的ではないのでやめましたが、南米へ行く違うタイミングで行くことを考えています。
また北朝鮮、北インド、チベット、カザフスタンなどの中央アジア諸国、イランなどがまだモヤモヤで気持ち悪い所はありますが、直近でヨーロッパを周ったことで大分ユーラシア大陸を自分の中で把握しかけてきました。
そこで僕は今は地球を南極圏、北極圏、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、アメリカ大陸、日本を含む太平洋地域という感じで捉えていますが、これが旅を続けることによって一つの地球として自然と捉えることができれば良いなと思っています。もう普通の人からしたら、ここからは独特過ぎて意味のわからない感覚だと思いますが、これが僕の目標です(笑)
宇宙ステーションは高さが低い所にあるので地球が丸々見える訳ではなく、一部しか見れないので、人類が進歩していずれ、月や火星に観光できる基地ができるようになって、そこから地球を見たいとさえ考えています。なので、技術革新が起こる社会が好きです。
地球を一度見てしまうと宇宙の果ては何なんだろうっとさらに気になってしょうがなくなりそうですが、それは死後の世界と同じように、この世界って訳わからないなっていう真理にも死ぬ前に納得できそうです。そういった境地に立ってみたい気もしています。そのために、もっと働かないと(笑)
少し話が哲学的で大げさになり過ぎましたが、原子と同じでミクロの視点で見ようとすればするほど新しい発見がある、逆に新しい国新しい国とマクロな視点で見るのも新しい発見はある。あなたは、旅に限らずどちらの視点による好奇心の方が強いですか?
RYOJI