今まで訪問した中で一番良かった国
(スペインはヒラルダの塔から見たセビリヤ市内の眺め)
僕は現在50数ヶ国を旅行していて、バックパッカーの平均で比べたら訪れた国は少ない方ですが、一般の旅行者と比べると僕は旅をしている方だと思います。
そのため、自分が訪問行った国の数を伝えると、どの国の人からも「どこが一番良かったか?」と聞かれることがあります。これはとても難しい質問で、答えは「選ぶことができません」というのが本音になります。
しかし、そのように応えるのは自分勝手過ぎるので(笑)質問を受けた時には、お薦めの意味を含めて下記の国々を挙げていますので、今日はそれを順に紹介していきます。
【人の場合】
・イタリア :明るい人が多く初対面でも話しやすい人が多かったため
・北欧諸国 :他人に気を遣う人が多く、どこか日本人と似ていてると感じる人が多かったため
・ミャンマー:笑顔でかつ親切な仏教的な優しさを感じる人が多かったため
・スペイン、ポーランド、日本、チリその他諸々
【自然の場合】(以下はピンポイントになります)
・ウユニ塩湖:写真でも十分美しいですが、実際にはもっと美しいんだなと実感できるスポットです。景色を見て、初めて人生で一つのことをやり遂げたという感覚になりました。
・サハラ砂漠:やはりここの砂漠は壮大です。どこの写真を撮っても様になります。そして、夜に星が瞬く空を見上げながら寝る時は、地球も宇宙の一部なのだなと実感できて感動しました。
・ロカ岬 :ポルトガルにあるユーラシア大陸西端の岬で、大西洋を一望でき地球が丸いことを感じます。(昔の人はそれを感じず、中々新大陸を発見できなかったのですが)
・モンゴルの大草原:ここも言葉で言い表すことができない壮大さに感動しました。夏は緑色に染まりますが、枯れた秋も良いです。
【遺産の場合】
・ピラミッド:ギザのピラミッドは誰もが幼い頃から知っている遺跡の一つで、実際に見た時の感動は言葉で表すことができません。4500年の歴史。
・アクロポリス:古代ギリシャの都市国家に建設された神殿の遺跡です。ピラミッドと同じく、なぜこの時代にこのような文明が誕生することができたか、実物を見ることでより歴史的好奇心をそそりました。
・マチュピチュ:自分の足で行ったのもあり、辿り着いた時の感動は凄まじかったです。歴史的には、そこまで古い遺跡ではありませんが、この場所に街ができていたという史実だけで偉大さを感じました。僕は古ければ古いほど価値があると思うタイプでしたが、この遺跡を見てからは遺跡を見る視点が変わりました
・日本の古墳、万里の長城、アンコールワット、ぺトラ宮殿、エルサレム、コロッセウム、アルハンブラ宮殿、モアイ像などその他諸々
(あまり裕福な旅ではなかったので、食事に関しては調査不足のため割愛します)
以上、考えれば考える程一番を決めることは難しいですね。国家という単位はあまり重要ではないですが、50ヶ国くらい行くと自分は旅自体が好きなんだなというのが根底にあることにも気づきました。そして、心のどこかで一番良い所がどこかを探しているからこそ旅を継続しているのかもしれません。
また、自国も含めて良いなら、旅行に関しては日本もやはり一、二位を争う程、訪問して良かった国とも言えます。
多くの国へ行くことは費用もかかるため、日常生活ではそれなりの節約や制限をしないといけない所が多く出てくると思いますが、実際に行ってみるとその分だけの価値はあるので、これらの国々に旅行されることを強くお薦めします!
RYOJI