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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.310:リガ(ラトビア)にて


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こんにちは。先週に引き続き、水曜日は人との出会いを含めた旅コラムを書いていこうと思います。今日はリガというバルト三国ラトビアの首都についてです。

 

ラトビアと言うと、旅や外国に全く興味がない人にとってはどこにあるかわからないレベルの国だと思うが、僕も行くまではバルト三国の真中にある国で、ロシアと歴史的に少し微妙な関係にあるという漠然としたイメージしかなかった。僕は安かったのでノルウェーオスロからこの街に飛ぶことにした。

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早速、空港に着いて市内まで行くバスに乗るのだが、チケットの買い方がよくわからなかったので若い女性に聞くと、親切なオバちゃんも見かねて一緒に教えてくれた。同世代だと外国人慣れしている可能性が高いので、僕は基本的に最初は同世代の男女に道を聞くようにしている。ノルウェーから留学に来ているノルウェー人の女の子も色々と教えてくれて、とても良い印象。

 

バスの中で明らかに僕は旅人のような格好をしているし、アジア人っぽい人は僕だけだったので乗客と少し雑談が生まれる。オバちゃんは英語も話せて本当に親切で、ラトビアによく来てくれたと言ってくれたり、道も案内してくれた。バルト三国の人は少し冷たいイメージを持たれているが意外とそんなことはなかったかな・・。

 

予約したホステルに着くが、ドアが閉まっていて開かない。「予約したホステルに入れない・・」こういう状況は今までも何回か経験済みなので焦らない。あ、騙されたか~と冷静に違うホステルに行くことを考えたりする。するとドアが開き、軍隊に入隊してそうな坊主でマッチョのラトビア人の滞在者が出てきた。

 

「こんにちは。あなたは、ここのスタッフですか?」と聞くと、英語は全く話せないようで通じない。取りあえず、彼はオーナーではないことがわかり、ちょっとオーナーに電話してくれないかとお願いするも全く通じない。しかし、相手が少しずつ僕の状況がわかり、受付台を色々見ていると、オーナーからのメモ書きを僕に見せてくれた。彼も同じ客だったよう。

 

そのメモには「この鍵を使ってこの部屋に入ってくれ、明日また会おう」と英語で書いてあった。ホステルレベルで受付不在という自然法のビジネスが成り立っていた。メモ書きに添えられたカギを使い、その部屋に入ってみると、広くて誰も滞在者がおらず、かなり快適だった。この日の利用者はこの若者と僕だけだ。そして、彼にパソコンを貸してくれと言われたので少しだけ貸す。彼は日本のことは全く知らないので中国について僕に質問をする(笑)

 

そして、彼は僕にビールを飲もう!と缶ビールを持ってきてくれた。ラトビアは物価的にもビールが安いから嬉しいね。そのため観光で訪れたフィンランド人やスウェーデン人はラトビアで大量に買ったりする。彼は僕とビールをもっと飲みたい感じだったので、逆に僕が「旧市街のバーに行かない?」と誘う。が、早く寝たいから無理とのこと。そのため、少し話した後に僕は旧市街に行くことにした。

 

僕は現地の情報を知るために、より多くの現地の人と話すのをモットーにしているので、彼と一緒にラトビア人と話すというのが一番良かったが、一人で行くことに。この国では、日本人と雰囲気が似ていて、いきなり声をかけるのは変人に思われて勇気がいるので、最初は旅行者のMeet upのイベントに参加してみることにした。

 

途中、中国人のオジサンに同胞と間違われて中国語で話しかけられる。「私は日本人」という中国語は知っているので、中国語でそれを告げる(笑)華僑っぽい、いい感じのオジサン。確かに、この国に単身で旅行している日本人は全くいないだろうな・・。

 

バーに入り、ラトビア人のイベント主催者に挨拶しようと探すが見当たらない。そこらへんのアンちゃんに聞くと、彼女が幹事だよと教わる。挨拶をして「体調が悪くて私が代わりに幹事をやっているの」とのこと。自己紹介で僕が日本人と告げると、彼女が知っている日本の情報を色々言ってくれた。それを聞くに、外国に興味があるタイプの国際的な人。

 

彼女におすすめのバーを教えてもらい、翌日にここで知り合ったラトビア人の男性と一緒に行くことに決めた。それは音楽に合わせて男女で社交ダンスができるバーであり、ガイドブックに載っていそうな観光客向けのバーと言った感じ。テーブル席に座り演奏や踊っている人達を見る。皆、踊りうまいな~。

 

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座ったテーブル席の向かい側にいたアメリカ人の女性2人と旅行の話をしつつ見る。彼女らから一緒に踊ろうと言われないかと不安になりながら見ていた。(僕は社交ダンスは全然できず女性をエスコートできません。笑)

 

すると昨日のバーでも挨拶をした別のラトビア人やドイツ人が入ってきた。ラトビアにはドイツ人も多く住んでいる印象がありますね。彼女らに「お~、昨日会いましたよね!」と挨拶をすると、「そうね」みたいな冷たい感じで返される。この人たちは、その後もずーと無言で座っているのに、踊りになる時だけはしゃいでいて不思議な人達だった。

 

僕と一緒にここに来たラトビア人の男性は良い人で、イタリア人や韓国系アメリカ人の男性を紹介してくれたため旅がより楽しくなった。このイタリア人はリトアニアに住んでいたがイタリアへ帰り、その後に東京にも遊びに来て一緒に飲んだことがある。楽しい思い出だったので、ラトビア人の彼にお礼を言いたいが連絡先を知らない。男同士というのは、とても気が楽だ。

 

宿に戻るとドイツ人の大学生の女の子が2人チェックインしており、僕と同じ部屋だった。そして、最初に僕がこのホステルに入れなかった時にドアを開けてくれたラトビア人の男性は日課の筋トレをしていた。もう彼とは仲良くなってきているから、「おうやってるね~」という感じだった。

 

しかし、このドイツ人の女の子2人が、僕に「彼の体臭がきつくて寝づらい。絶対にシャツを洗ってないと思う」と愚痴を言って来る。僕ら旅人も多少は臭う方だと思うし、彼とは友達感覚のため大目に見てあげ欲しく(笑)、ノーコメント。そして、彼女らはラトビアの西側でバルト海沿いを旅したいらしい。アドバイスを求められたが、行ったことがないので答えられず。

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こんな形でリガは旧市街を中心に何度も観光して、公園で日向ぼっこをしたりと満喫したのでした。店員さんなんかも含めて人は総じて良かったです。また面白い国を知れたなと思うのでした。最終日も友達と飲んでリトアニアに向かうのだった。

 

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RYOJI