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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

コンプレックス産業


Gossiping Girls
 Eugenia Loli

 

こんにちは。日本人には容姿を始めとした多くのコンプレックスがあると思います。僕もいくつかあります。そして、そういったコンプレックスを埋める化粧品やダイエットなどで色々な商品が生まれ、それをコンプレックス産業と言うようです。

 

確かに「シミ、そばかすは大丈夫ですか?」のようなシミやそばかすにコンプレックスを持つ人が思わず反応してしまうような広告が、(化粧品など女性の容姿に関するものに限らず)あらゆる分野であるような気がします。

 

僕が今集中して勉強している英語でさえ話せないことをコンプレックスに感じている人はいるようで、「道を聞かれても答えられない日本人、それで大丈夫ですか?」というような余計なお世話な広告もあります(笑)自分の国以外の言語にコンプレックスを抱くって中々理解できない現象ですが。

 

解決するはずの商品広告が、逆に自分が今まであまり感じていないこだったことを新たなコンプレックスにさせてしまうこともあるのかもしれません。いずれにせよ、それは日本は豊かな国の証拠で、フワフワした概念に対して不安を持つ時間がある人が増えたとも言えるのでしょうか。

 

文化的に日本は自分を下にして相手を立てる文化や、協調性を維持するために周りの目を気にする傾向があるため、どうしても日頃から自分を下に見る習慣がついています。もちろん、人間なので直接言えない分、心の中で相手をバカにしている人も多いと思いますが、自分を下に見たり相手を下に見るにしても、どこかそのバランスは悪い社会だと思います。

 

自信がある人は男女比で言うと男性の方が多くて女性は自信がない人が多いという男女論みたいなのがありますが、僕は特に日本人女性に自信がない人が多い気がしていて、それは生理的なもだけではなくて日本の文化的な物が影響していると思います。

 

男としては日本人男性の配慮の無さとしか言い訳はできないのですが、文化的にはまだ女性は下からいくほうだと思います。しかし、女性の方が男性よりも自分を特別に見てもらいたい心理は強いと(勝手に)思っています。そのバランスの悪さから、男性よりも女性をターゲットにしたコンプレックス産業がかなり栄えているのではと思います。

 

また「人は人」ではなくて「自分ができないのになぜあの人はできるのか」っていう思考が強くなるのは、良くも悪くも今までの日本が生み出した平等な社会が原因かなと思いました。

 

例えば色々な人種の移民がいる街や格差が広がっている国だと、あいつはあいつの世界なんだなと意外と割り切れるものだと思います。もちろん、このような不公平な社会では、その代償として生まれるのは嫉妬などの心理的な物はなく、強盗などの犯罪で治安を悪くするものですが。

 

例えば、サウジアラビアの王室に嫁いで豪華な暮らしをするサウジアラビアの女性と自分を比べて「なんで私は・・・」と嫉妬するなんてことはまずないと思います。生まれも育ちも次元が違い過ぎるからです。なので人との違いをもう少し意識することが、変な商品に頼るよりも結構コンプレックスに対する本質的な解決策だと思うのでした。

 

一方、男性のコンプレックスに漬け込む要素は、社会的ステータス系が多い気がします。それは年収や勤める企業の価値や役職などです。サラリーマンが多い日本社会では、こういったことが人と比べやすいからです。「その年収で大丈夫?」とか、「婚活で求める条件は年収・・・・万円!」みたいな広告がよくネットで上がってきます(笑)

 

現在の日本は世代間で格差が広がっている社会ですが、これから同年代の中でも格差が広がっていく社会になるとしたら、こうやって人と比べていたらよりストレスになるなと思うのでした。現在1億人もいる国ですから。あの大富豪ビルゲイツも「人生は不公平だ、それに慣れよ」と言っていたそうです。

 

しかし、立場が近い人には良い意味で憧れて切磋琢磨して争いたいなと僕は思うのでした。


RYOJI

 

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