西アフリカの魅力
こんにちは。僕はここ最近アフリカに関心を持っています。旅をしていて必然的な流れともいえます。しかし、アフリカだとエボラのイメージがあったり、他ではコンゴ内戦など政治腐敗が続いているイメージが先行してしまう部分は正直あります。また、日本人が多く住んでいるのも南アフリカ・ケニア・アルジェリア・エジプトくらいでしょう。
しかし、よく日本人も含めたライダーの人などがアフリカを旅行しているのはよく見ます。とりわけ、西アフリカなど大西洋側に多いイメージもあります。そのため、アフリカ及び西アフリカについて今日は書いていこうと思います。
僕はアフリカ大陸やサハラ砂漠に行ったことがあると言えばありますが、北アフリカのアラブ圏のみでアフリカは全く知らないに等しいです。また、旅をしているのに世界地図を見て国を言い当てられないのは、アフリカ大陸の国々です。
アフリカというと中国やインド企業などの進出が激しく、日本も遅れてはいけないという論調をよく耳にすると思います。(中国やインドは歴史的にもアフリカへの移民が多い印象もあります)実際に日本が大使館を置いておらず兼轄している所が多いのもアフリカの国々です。
他の大陸はほぼ日本大使館はあります。例えば、アジアでは北朝鮮、ブータン、モルディブ、(反政府軍およびISILの支配により)一時閉鎖しているシリアを除いて全ての国にあると思います。
一方、中国はアフリカのほぼ全ての国に大使館を設置しております。そこで、数年前に日本、中国、アメリカのアフリカへの外交の積極性を調べていたことがありました。そして、中国には大使館を置いていないけど、日本には大使館があるという貴重な国はないかな?と調べていたことがありました。
その国の一つは確か西アフリカのセネガルだったと記憶しています。(2015年現在はもうセネガルと中国は積極的に外交をしていて設置しているかもしれませんが・・)そんなセネガルは西アフリカに位置して、アフリカ大陸最西端つまり大西洋に面している国です。
ブラジルからセネガルに入ってアフリカを旅行される方もいると思いますが、僕はこのセネガルについて何も知りませんでした。そこで、NewsPicsを見ていて下記の興味深い記事を見つけるのでした。(セネガル在住の山田さんによる記事です)
なぜいま西アフリカなのか--知られざる主要国「セネガル」のビジネス事情 - ZDNet Japan
ここで知ったのは西アフリカには、15カ国で構成される「ECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)」と8カ国からなる「UEMOA(西アフリカ経済通貨同盟)」というEUのような組織があり、また共通通貨「XOF」が使われている所でした。
その共通通貨を発行する中央銀行はセネガルの首都ダカールに置かれているほど、これらの国の中では通貨が安定している国だとか。まず、僕はこういった仕組みが西アフリカで出来上がっていることさえも知りませんでした。
恐らくこういった西アフリカの成長を背景に多くのアメリカ、中国、インドなどの企業が投資しているのだろうなと感じるのでした。また海外でありがちですが、他のアジア出身の人が日本食レストランを経営しているケースが主流のようです。しかし、ダカールに日本人もお店を出すとこの記事には書かれていてとても頼もしいと思いました。
ちなみに僕たちがアフリカでイメージしやすい内戦も発生しておらず、何と言っても主食が僕たちの同じ米だそうです。身近でセネガルを旅をしたことがある人はいますが、アフリカは全体的に情報が少ない分偏見で考えてしまいがちです。しかし、僕はこうも知らない世界があるのかと思うと久しぶりにワクワクするのでした。
ちなみにリトアニアで知り合った日本人女性の旅人はつい最近、アフリカ縦断の旅を終えていました。羨ましい!and ご苦労様です。
RYOJI
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