世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.327:京都(日本)にて


f:id:ryoji_japan:20160123115158j:plain

こんにちは。先週に引き続き、水曜日は人との出会いを含めた旅コラムを書いていこうと思います。今日は日本の京都についてです。先日、仕事で京都に行っていたので夕方フィリピンで知り合った京都人の友達と会うことになった。5年ぶりくらいの京都訪問。

 

また久しぶりに新幹線に乗る。僕は世界を旅する前の高校時代などでは、散々鈍行で東海道の旅をしていた。今回は仕事の準備があったので行きの道中では何も感じなかったが、京都から地元である東京へ帰る時に、かつてのそんな旅路をフッと思い出すことも。通過する米原や掛川で思い出が蘇ったりする。

 

大人になるとある程度のお金も入り、新幹線で色々とショートカットして旅行することができるようになるが、昔に鈍行などで細かい旅をしていると、あの時の距離感覚は忘れないものだ。静岡の長さなど(笑)

 

日本の次は地球規模で旅をしようと思って実行したため、今ではヨーロッパまでの距離さえも近く感じていてアジアもヨーロッパも一つで「ユーラシア地域」と捉えてしまっているが(金銭的な面は除く)、「ヨーロッパは遠い所」にある場所だと改めて感じることで、旅の新鮮さも増すものかもしれない。

 

そのため、こういったショートカットしていなかった頃の旅の感覚は時々忘れないようにしたい。総理大臣は東京人で言う所の「渋谷に行く感覚」で南米にも行っているだろうが、僕は地球の裏側に来た!という感覚を新鮮さのために忘れたくないという感じ。しかし、一方で宇宙へは早く一般人が旅行できる時代にならないといけないとも思っている・・。はい、意味不明な前置きでした。

 

f:id:ryoji_japan:20160123115103j:plain

話が脱線したが、仕事が終わり、祇園をぶらぶらと歩く。ここ数年で訪日外国人が急増中と聞いていたが、そこまで多くなかった。東京はやはり人が元々多いからだろうか・・。花見や紅葉シーズンはもっと大変だろうけど。

 

f:id:ryoji_japan:20160123115111j:plain

そして、久しぶりに八坂神社に入って、お参りもする。(1864年に新選組は京都にいる尊攘派を襲撃するため(池田屋事件)、ここに集結したことも有名です。)

 

四条で友人と待ち合わせて1年ぶりくらいに再会。予約していた店に行く。LINEですぐに予約ができて便利な時代になったものです。きんし丼で有名な「かねよ」という店でうなぎを食す。

 

友人は外国に興味があるので「次どこの国に行くの?」というような話にもなった。僕は一部旅キャラな所もあるので、先日行ったドバイの話もした。次は恐らくイランかメキシコだろうと思う。でも、最近は「旅がまたしたい」という感情よりも他にやりたいことがある方が強いからいつになるか・・でも友人にはどんどん行って欲しいと思った。

 

また僕は国内外問わず地元の人に街のことを聞くのは好きで、京都の最近の雰囲気とか遊び場所の話を色々聞かせてもらった。友人とは日本で会うのは初めてで、東京へは小さい頃にしか来たことがないということで次回案内してあげたいなとも思った。

 

僕は外国人に日本を案内するケースが多く、「東京=日本」という思考で語りがちになっていたが、最近は関西をよく薦めている。そのため、京都の友人には「外国人に京都や大阪もかなり人気だよ」という話をした。関西はフレンドリーな人が多くて話しやすいという意見をよく彼らから聞くためだ。東京は人口が多い分、冷たい人の数も目立ちやすいので。

 

そんな話をしていると京都もどこか冷たいイメージを関西の中では思われているらしい。友人は違うので、要するにイメージというのはいい加減なものだ。また、女性の中では神戸の女性はオシャレというイメージもあるみたい。そして、京都はなぜか古風なイメージを持たれるみたい。「それは街から来てるだけやん」とニセ関西弁で突っ込む(笑)

 

国民性の話もそうだけどイメージの話って面白い。自分はそういうのが本当に興味がなかったので、日本人っぽい人はどういうイメージなのかっていうのは外国人から学んだくらいだった。また色々な価値観や文化を吸収して育っているからかな…

 

京都の友人は顔には見せないが根は親切で色々と街を案内してくれる。すると池田屋を通り過ぎた。「あ、ここが池田屋事件が起きた所?」と僕が興奮していると、友人は池田屋事件は知らなかった模様。あの頃の京都は「鳥羽・伏見の戦いなど内戦が激しかったんだよ~」と、アバウトに説明。

f:id:ryoji_japan:20160123115117j:plain

かつて池田屋は旅館であり、都焼き討ちを画策している尊攘派を殺すため新選組はここを襲撃した。鴨川の西を近藤の一隊が、鴨川の東を土方の一隊が捜索していたらしい。が、今は「はなの舞」になっていた。(笑)ちなみに寺田屋事件の方が一般的には有名なのでしょうか・・?僕は新選組関連で言うと、日野にある「土方生家」や「高幡不動尊」へは旅をしたことがあります。

 

そんなこんなで翌日、東京から長野へスキーをしに行くため、友人と二軒目を先斗町(ぽんとちょう)のバーで飲み9時頃足早に京都駅に向かって東京へ帰るのであった。次は京都に立ち寄って、ゆっくり飲んでから大阪にでも向かいたいものである。祇園祭も行きたいから少し計画しています。

 

RYOJI

 

「そうだ京都、行こう。」の20年

「そうだ京都、行こう。」の20年

 
関連記事