世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.262:Let it be


Let it be

the Italian voice

 

今日はたまたまビートルズを聞いていたので名曲「Let it be」のタイトルに合わせて、「放っておく?なすがままに?」というような抽象的な内容でむりやり語っていきたいと思います。すいません、完全に今日はネタと時間不足です。次週水曜日は気合い(笑)だ~。

 

生存できる環境がある程度整っていると、人間は高尚な悩みについて考え始めるというのが僕の持論。でも、現代社会にはそれを解決する需要がある。古代ギリシャで奴隷を雇っていた裕福な人により哲学が研究されたのもそこに起因する気がする。例えば、死について考えたり、人間関係を異様に気にしたりと。

  

僕も「こんなことをしてて良いのか?」などと考えることがある。その度に、「また悠長なことを考え始めたな」と自分自身に対して言っている(笑)人間は後から選択を誤ったと考えるにしろ、過去に周りに流されたことがあったにせよに、「あの時」に自分なりに「好きな方向」か「せざるをえない方向」を選んできたと思うから考えるだけ無駄だ。

 

人生は嫌な事をしなければいけないシーンが多いが、そういった状況に身を置いているのも自分が過去に選択したことの積み重ね。もちろん、判断能力がない幼少期に親や先生や大人に間違った道を教えられてしまって、こじらせているのかもしれないが、幼少期に常識に対して疑問を持つ子は持つので先天性でしょうがないことだ。

 

質の違いだけで「このタイミングで風呂に入ろう」というのも好きなことだし、日頃から常に好きなことばかり行っている。そのため、新たに好きなことを見つけようと考えてしまった時点で好きなことが遠のくのは僕の中で感じていることで、なるべく考えたくない。好きなことはただただ好きなだけ。(好きなことを見つけようとしている自分が好きな人もいて、そういう人は正解や理由を求めるのですが)

 

また、社会常識や断片的な他人の人生を見て勝手に振り回されるのも厄介なので、常に自分と対話をする癖(自信)をつけておく必要がある。そのためには、まず他人の人生に悪い意味で口を挟んだり、変に干渉しない姿勢を取ることが手っ取り早い。気を付けないと意外と口を挟んでしまっている自分がわかるもの。

 

次に人間関係で難しいのは、ギブ&テイクの関係で、相手からテイクされないことをグチグチ考える悩み。「私はこんなにギブしたのに!」と思っていても、実は違う人に対しては自分がされたことと同じことしている可能性だってあるし、もしかしたらギブ自体してない図々しい人かもしれない(笑)

 

時にはテイクよりもマイナスなことをされる「裏切り行為」があるかもしれないが、そこはもう「ギブ&ギブ」という圧倒的なギブ姿勢で打ち負かすのが理想だと思う。結局は自分のことしかコントロールができないので。

 

そういう姿勢だと人に利用されやすいかもしれないが、これも人のセンスに依るものなのかもしれないと思う。与え続けると利用されることもあるだろうな・・と深く考える人は、最初から利己的に人間関係を考えてしまう癖があり、そういう人間関係を築いてしまうセンスが元々あるから。

 

次に、自分が行った道に対していちいち間違っていたかな?と考える機会を減らすことも大切だ。特に月日という数字で分かるものにはなるべく反応しない方が良い。僕は今は2015年なんだという年号を非常に意識してしまう方だが、暦や時計なんて歴史的にも後からできたので、別に暦に振り回される必要ないやんと思うようにしている。

 

人間は何年生きようが最後には皆死ぬし、誰もが「今」しか生きられないから物理的な長さはあまり人生の価値とは関係がない。今だけ。

 

ということで、自分との対話だけは必要だなという結論でした。なすがままに。別に今の状態で何も問題はないことにいかに気づけるかの対話を。色々な邪念を取り払って、これを忘れないことが本当は大事なことだと思う。

 

そのため、キャリアプランとか、人間関係とか、現状に対する不安とかフワフワしたことに悩むの止めるべきだし、不安解消と正解を探すために勉強は絶対にしてはいけないと思う…自分探しの旅とかよくわからない。

 

繰り返すと、過去を気にする必要もないし、人を羨む必要もないし、自分の選択は正しいと思えるかが大事で、またその際には変なポジティブシンキングさえも必要ない。今の皆さんのままで良いですよ。今のままでは人権や生存さえも保たれない境遇にいる人は世の中に沢山いるので、それに比べたら本当に幸せです。

 

あ、、今日はです・ます調を忘れてしまいました。ベルギービール飲んできます!

 

RYOJI