世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.253:UXデザイン、投資など


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(なぜか東京都庁前の広場はいつも空いている気がする)

 

こんにちは。先週に引き続き今月から月曜日は自分の近況を自己満足感満載ですが書いていきたいなと思います。先々週の月曜日から。この週はお盆明けの週でした。

  

月曜日の夜にフッと本棚を見ると、松下幸之助氏の「みちをひらく」という本があった。親が買ってくれたのだろうが、そう言えばこの本は昔からあったなとなぜか読み始める。キンドル等で本は月に5冊くらい読むが、今月はこの本もカウントに。

 

最初にこの本は500万部も売れていることに驚いた。ミリオンセラーだ。乙武さんの五体不満足なみに当時は話題になったのだろうか・・。そして、読み終えて出版年を見ると昭和43年と約50年前の本であることにも驚いた。時代を感じさせない本質をついた内容だったので。今後の働き方を予測している部分もあった。

 

松下幸之助氏と言うと雷門を建ててくれたというイメージと、多くの人から尊敬されているイメージだったので、この本を読んで彼が人生は「長いもの」として捉えている所が少し新鮮だった。っと言った具合に初めてブログに書評をしてみました。

 

そして、水曜日は鎌倉の海で会った友人の友人が僕を飲みに誘ってくださっていて、僕もノリで行くことにした。ベンチャーの起業家、大企業のサラリーマン、研究者など沢山いた。彼の人柄と人脈がなせる業だろうな・・と尊敬。しかも、僕が日頃関心を抱いている分野で活躍されている人が多くとても楽しく脳みそが満足した。

 

大企業と言うと社内政治が大変だったり、決まりが多くて裁量権があまりなかったりと、どちらかというと内側を見る傾向が強いと思っていた。しかし、時代の流れで今は外部の意見を積極的に取り入れようとしている会社も増えているみたい。さすがに個人事業主と契約することは中々ないと思うので、建前もあると思うが、ここに来ていたお勤めの方はそうだった。

 

といより社内や取引先の付き合いだけの環境よりも楽しいというのが多くの人の本音だとも思う。今はインターネットで色々な所で色々な人との出会いが容易になったし、僕も閉ざされたコミュニティでいるのは固定観念もついてしまうし本当に嫌だ。そして、この回はとても楽しかった。企画して下さり感謝。

 

こういう「人」を通じた会で結果的に異業種同士の交流会になっているケースは一番楽しいなと思う。名目が「異業種交流会」だと名刺交換が目的な人が多くなって企業名だけが独り歩きしたり、人間同士の会話ができない可能性を含むように感じるし。就職活動の時に企業名や人脈作りだけを追っている学生を見てそう感じた。と言っても僕は行ったことがなく偏見で語っているので、いつか一度は行ってみよう!!笑

 

また、国際交流も同じようなことが起きる。国際交流と打ち出すと、逆に国籍を意識する人が多くやってくるもの(笑)僕はこういう所で、日本を批判し始める日本人と出会うことが一番興ざめしてしまう。または外国人が日本をベタ褒めするとか。また、僕の外国の友人をずっとガイジン扱いされたりして不愉快になったりすることもある。もっと人間同士の会話の方がええのにっと。こういうイベントにしても結果的に国際交流になっているというのが楽しいと思う。遊びはただの遊びだからこそ生きるなぁと思う。

 

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飲み会から帰った後は、お金がないにも関わらず(笑)、お酒がまわりながらもずっと投資について調べていた。戦前の満州などへの投資について。日本人って意外と投資していたんだなと思う。まず、原爆が落とされた後も株式市場はずっと開いていた。日本人が投資から離れて世界一の貯蓄(預金)好きになったのは、戦時中の貯蓄を強要した制度「救国貯蓄運動」と戦後のインフレにあるのだろう…

 

参考)日本で貯蓄が始まったのはいつ? 日本人と貯蓄

 

金融関係に勤める人が言うのは日本人はお金にケチな人が多いということ(儲かった、損したなどを数値上ですごい気にするとのこと…)。これも、この貯蓄文化に影響しているかもしれない。実際に僕も他の国の人と比べれば、ケチであるのは自覚しており、投資する気持ちは薄い方だ。また、金融関係の人は彼ら自身が損した人から金の亡者に思われることがあるので、逆に「あなたの方がケチですよ」と言いたいのだなぁと伝わる。

 

また、日本にはお金儲けは汚いと言う空気はあるみたいだが、まずお金は汚いとか綺麗とかを考える必要のないフワフワした物体だと思う。つまり、お金が信用という本質を考えると、お金を汚いと思っている人ほど、実はお金を稼ぎたいと思っている表れなのかもしれない。ぼくも稼ぎたいとは思ってるから、それがわかる。。笑

 

金曜日はシェアハウスを運営している方と、これから運営しようとしている人と話をした。少し寝不足だったのもあるが、僕は両者の話を聞く一方だった。今は色々なシェアリングエコノミーがある。Airbnbカーシェアリングだけでなく。スペースマーケットなども。その後、少し政治的な話もする。人それぞれ政治観ってあるな~。

 

色々用事を済ませて、夜8時頃にジムに行き、週一の筋トレ。寝不足で体力がなかったのにも関わらずいつもより筋トレが順調にできた。あまのじゃくな体だな~と思うのだった。毎日100回の腹筋は水曜日の飲み会の時にサボってしまったが、翌日に200回にして、ジョギングも2日に1回ペースをかろうじて維持する。

 

土曜日はアメリカの友人が「自分の友人が東京に行くから会ってくれ」と言われて、会うことにした。彼はスタンフォード大学でUXデザインを学んでいて、シリコンバレーでスタートアップもしているみたい。事前に彼から東京にデザイナーの友達がいないかと言われていて、UXデザインとは関係ないが仲が良いソーシャルゲームのデザインをやっている友達を誘って一緒に会うことにした。

 

とても真面目そうな人だった。シリコンバレーらへんは田舎みたいで美味しいものがなさそうだし、日本料理にとても満足しているようだった。正直、スタンフォードという大学は聞いたことはあったがよく知らなかった。もう一人の友達に聞くと有名で世界を引っ張っている大学らしい。調べてみるとマリッサ・メイヤーとかラリー・ペイジとか色々著名人の卒業生が並んでいた。(と言っても彼らも最近知ったのだが。笑)

 

UXとはユーザー・エクスペリエンスのことで、何か利用した時にユーザーの経験と、その経験を通じた感情までを考えて、サービスや商品をデザインしていくものらしい。そのサービスを利用するとプレミア感を感じたりとか、ユーザーインターフェイスが感情に訴えかけるサービスだったり、そういうものを学んでいるのだろうか。彼はワークショップを京都で開くみたい。

 

参考ブログ:

skillhub.jp

 

以上、こんなことがあった一週間でした。皆さんはいかがお過ごしでしたか?

 

RYOJI