世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

メイドカフェやアイドルなど


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Matias Tukiainen

 

こんにちは。イスラエルの知人が東京で英語教師を辞め、母国に帰ることになりました。そこで、「最後に東京のメイドカフェに行ってみたい」という要望が。そして先日、僕がインドを旅した時からの仲間と一緒に行くことに決めました。メイドカフェは「奇妙」と思う人と、「ユニーク」だと面白がる人がいるのが特徴的ですね。

 

以前、ドイツの友人女性2名がウチに泊まっていて、ついでにメイドカフェを案内することがありました。内1名は「何じゃこれ・・」という表情になっていました。僕も初めて行った時は戸惑いましたが。今回のイスラエルの男性とはどうなったのでしょうか・・

 

行ったのは秋葉原にある「@ほぉ~むカフェ」というメイドカフェの先駆けの有名店で、この運営会社は「萌え~」という言葉でユーキャンの流行語対象を10年前に獲得していたそうな。今も「萌え~」っていう言葉は使うのかな。翻訳に困る言葉ですが、イスラエルの知人は「萌え」は知ってる!と言っていて安心しました。

 

この知人は、アニメも好きで、カワイイ女性も好きそうで喜んでいるような感じでした。長い列を並ぶので、待っている間自分の英語を添削してもらいつつ、僕はどちらかというと萌え~という人よりも大人っぽい女性が好きなのだが・・。なんて話をしていると、イスラエルは兵役のせいで男っぽい女性ばっかり!なんて言うジョークを聞く。

 

ちなみに、僕はそんなイスラエルの兵役中で機関銃を持っている女性達とエルサレムで話したことはあるのですが、確かに一人は冷たい子だったかな・・。他の子に話しかけた時は「あ~ん?」と睨まれつつも、写真を一緒に撮ると最後はニコって笑ってくれたのを覚えています。この笑顔でパレスチナと仲良くしてくれると良いなと思ったのでした。

 

と言う話をしているうちに着席。僕はアイスコーヒーならぬ、「あいちゅコーヒー」を頼むのでした。「あいちゅコーヒーで!」と注文した自分を客観視し、俺はここで何やってるんだろ・・って半ば笑えてきましたが(笑)、インドとイスラエルの仲間はそれぞれメイドさんと楽しく写真を撮っていました。

 

僕はどうやってアルバイトを採用しているんだろうと経営のことが気になり始め「メイドとして働きたいという女性はある一定数いるのだろうか・・」なんて考えながらコーヒーを飲むのでした。

 

僕は昔、学祭でゴスロリにハマった女性達と話したことがあり、「どうしてハマったんですか?」と聞いて「小さい時にアニメとかで見たカワイイ物にハマってそれから抜け出せないんです。ピンク色のドレスとか・・」って言っていたのを思い出しました。そういう、かわいい物が好きな人達にとっては楽しい職場なのかもしれませんね。

 

2人とも日本のサブカルにある程度精通していたのか、この前のドイツの女性達と比べて、ウケは良かったです。むしろ、2人とも、そういう趣味がありそう??しかし、「日本はユニークな国だよなぁ」っと日本人の僕の方が改めて思うのでした。

 

コスプレーヤーはどこの国にもいますが、そういった仮装した女性と会話を楽しむためのカフェっていう発想が斬新でした。そういえば、北京の日本食レストランに行った時、なぜか店員さんがメイドの格好でした(笑)今では、メイドカフェはアジアを中心に増えているのかもしれません。

 

メイドカフェに行った後は秋葉原で解散して、違う飲み会の予定があり、日本の友人とその友人の後輩と飲みました。1年以上ぶりに会うので近況を報告し合いました。僕と同い年の友人は大学に通い直していました。色々な人生があるのだなぁと思うのでした。卒業する頃には30か・・。

 

友人は今アイドルにハマっていて、少し僕はメイドカフェに行ったつながりで日本のサブカルについて知りたかったのもあり、色々アイドルの情報を聞くのでした。少し友人を心配していたのも事実ですが、変なハマり方をしていなくて安心しました。アイドルの年齢が10代中盤と明らかに若すぎますからね・・。僕たちはもう20代後半です。

 

話を聞いていると、色々な応援の仕方があるようです。実際に男性だけでなく僕の女性の友達の中にAKBの特定のメンバーが好きな人もいるので、女性ファンがいるというのは健康的で良いなと思ったことはありましました…僕は全く興味がなく、アイドルにハマる時間もお金の余裕もないですが。

 

逆に商売と言うと語弊はありますが、男性向けの商売で言うと、パチンコ、ソーシャルゲームなどに次いでアイドル産業はビジネスとしてかなり利益が出ているんだろうな・・と思います。何かしらにハマってもらえれば。そして、これらの商売をやっている人は、よく人間の本質を見ているなぁ・・と思います。

 

そんな社会で、女性が所謂「アイドル」として活躍するために、男性をターゲットにするなら日本では「カワイイ努力家」という点が重要だなと感じました。なにかメイドカフェと通ずる所も感じますが。実際にアイドルは努力家が多いと思いますし。

 

そして、ソーシャルメディアによって個人で「アイドル」になることができる環境は益々整ってきていると思います。実際に事務所に所属したり、大手メディアに出なくても、ネット上で知る人ぞ知るアイドルがどんどんと出てきている印象だったので。ただ、自称でも「アイドル」という括りに入ることは意外と大事みたいですが。

 

ということで最後に、先日Apple musicのポリシーに対抗したTaylor Swiftに対して、Appleがポリシー破棄を認めたことで話題になった記事を紹介します。インターネットを駆使し、ファンを牽引するTaylor swift。彼女は歌があまりうまくないと外野から言われたりすることもありますが、昔僕は夜に寝れない時に時々彼女の曲を聞いて落ち着かせてたので、陰から応援しております。

wired.jp

 

RYOJI