世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

哲学的な話


Wisdom - Diamond Light

Wisdom - Diamond Light

 

こんにちは。ついに7月に突入し、2015年も残すところ半分となりました。何かうまくいっていない人は「焦り」を感じたり、何かうまく行っている人は「2015年中にもっと進んでいくぞ!」という感じのタイム感があると思います。また時間を気にせず生きている人もいると思います。

 

僕は「焦り」を感じている方で、その「焦り」はまだ、訪れたことのない国が多いことと、旅行に限らずこの世で知らないことが多すぎる、自分が会うべき人と全く会っていない感じがあるが、時間だけが経っているという類の「焦り」ですね。

 

とは言え、焦っても仕方がないので、何事も毎日無理のないペースで1年以上続けるのが最適な方法ではあると信じて色々とやっています。しかし、最近はそのバランスが悪くなりがちで、バランスを保つためにも男としての哲学的な思考が大事になってくることになりました。ということで本日は男性向けの記事になります(笑)

 

男女論は性が多様化する中で根拠がない論理になりつつも、やはり一般の男は結果を求めたがったり、わからないことを解決したい傾向が強いと僕は思います。実際に僕もプロセスよりも結果を出さないと気持ち悪くて仕方がないです。

 

しかし、弱い時の自分は、そのプロセスに満足してしまったり、または結果を早く出そうとして失敗します。特に「プロセスは良かったからいっか!」と慰めたくなる時は男として情けなくなりますね。これは男の性(さが)かもしれませんが。自分が変わらないと周りも変わらないのが人生の難しい所なので、結果は意外と大事です。

 

なので、そんな男として重要なのは、自分自身の価値観に基づいたことをコツコツ継続すること。それを一定のペースで続けることは重要ですね。「毎日」という縛りだけだとイレギュラーが起こり、例えば一般的なジョギングをするにしても天候が悪かったりします。なので、毎日と決めた習慣は基本は「日割り」のペースに従いつつ、難しい場合は一週間に計何キロ走るなど「週割り」の選択肢も別に用意しておくことも大事です。

 

別に僕はジョギングを第一目標としている訳でないですが、僕もこのジョギングは2日に1回のペースで一週間に10km程は走っています。そこで、天候が原因でしょうがないのに、「くそ、また俺は自分に負けた!」ってバカみたいに考えていた時がありました。それで、雨の中でビショビショになりながらジョギングしたり(笑)

 

それは本質的じゃないです。自分でコントロールできないことにアレコレ考えるのは無駄です。そのため、選択肢は2,3個用意しておいて、時にはペースを変更するなど、何よりも余裕を持って楽しまないといけないなとも思っています。一番きつかったのは、筋トレとジョギングをする予定の日にボルダリングにも誘われた時でした。どっちもやって体が悲鳴をあげていましたね(笑)今思うと楽しかったですが。

 

という訳で、焦って1年でやろうと思っていることもありましたが、余計に頭がゴチャゴチャになってキツくなり、僕は結果として自分が思うものに対して生産性のない第一四半期(4~6月)となってしまった気がします。この反省は7月以降は絶対に生かしたいと思う今日この頃でした。「余裕とバランス」は本当に大事です・・。

 

僕は基本的に高校時代から人生を「3年単位」で捉えて生きていて、前回の旅も計画と資金調達は3年でした。次も焦らず3カ年計画で良いな…と初心に帰りました。実際に年月を気にしても、自分の年齢は物理的に上がってはいますが、個人的に体力は全く衰えていませんしね。

 

次に、哲学的な話をすると、どんな時でも戦う相手は「自分」という所ですね。。弱い時に人は表面的なものが気になり始めると思います。仏教でいうと「煩悩」というのでしょうか。それは見ることのできるもので、例えば、他人の価値観に影響されやすいものです。他人に影響されているからこそ、自分自身を見つめるのも怖くなり、自分以外の所で自分の価値を見出そうとしてしまう悪循環になるのですが。

 

僕も生活にイケてない時に、他人の価値観に惑わされることがあります。そこに「寂しさ」も付いてくる時が稀にあります。しかし、人生の本質を考えていくと、人は一人で生まれ、いずれ一人で死んでいくものです。生まれたタイミングが同じ双子でも同じタイミングで生きる人はいません。なので、「孤独」は前提となるのでしょう。

 

特に、男性ほど「孤独」に向き合わう力を持たないといけないと本能的に思ったりもします。そして、寂しくない時は、独りになることが好きだったりするのも男性の特徴ですし。どんどんと「孤独」に慣れる。寂しいからと言って人(特に女性)に「依存」してもいけないとも思っています。それは女性の特権ですし。むしろ、自分が孤独を感じている状態で、女性の悩みを聞けるくらいの大きなメンタルが必要ですよね。

 

一方で、幸いに男性には体力的にも無茶なことも含めて色々できるように思います。やっぱり、そういう所で勝負しないと、男としての本当の楽しみもないのだろうなと思ったりもしています。リスクがあまりなく簡単に手に入るものは、男にとって本当に楽しいことではないことが多いですから。

 

そんな自分は哲学を持っているのでした。また、進んで行って知らぬ間に「こんなことできてたのか!」って、フッと気づくような瞬間、仏教で言う所の「涅槃(ねはん)」を感じ、楽しみを見出すことが大事かなと思っていたりするのでした。軌道修正しつつも同じペースを維持していきませう!!!

 

 

RYOJI