イスラエルなどの話
こんばんは。今日は自分の近況から入っていきたいと思います。
先週アメリカはシアトルからゲストが来ていたので、色々と話したり東京について案内していました。その女性は初めてのアジアだとか。自分はロサンゼルスしか行ったことがないので知ったかぶりになりますが、個人的に西海岸は日本を含めたアジアの移民が多いイメージがあるので、あまりアジアの意外性は感じてないかもしれないな…。
僕は最近、西海岸のアメリカ人とよく出会いがあります。しかし、彼女のルーツはイスラエルだったので、自分がイスラエルに行った話をしました。やっぱりご当地ネタは相手を安心させる要素がありますね。初めての日本で少し緊張しているような外国人旅行者には、ご当地ネタで安心感を与えようと心掛けています。
ちなみにイスラエル人は兵役が始まる前か終わった後かは忘れましたが、長い間旅に出る人が多いです。兵役中の女性と一緒に写真を撮ったことがあるので、女性にも兵役があったと記憶しています。そんな話をしました。僕も南米のボリビアなどで兵役前後のイスラエル人の旅人と道中が一緒になったことがありました。イスラエルの若者はインド(ゴアなど)や東南アジアが好きな印象があります。
彼らはカップルで旅をしていて女性の方がすごい不機嫌になっている時期みたいで、和を重んじる典型的な日本人の自分としては(笑)、ウユニ塩湖までの道中に彼らに気を遣ったのですが、ウユニの光景が見え始めた時、自分がその女性に「見ろ、すごいよ!!」と言って、その女性が感動して機嫌を取り戻した時は笑わせてもらいました。自然のパワーはすごいなと。
ウユニ塩湖
ちなみにイスラエルは個人的に興味がある国です。東京にあるイスラエル料理屋にも行き、イスラエルについて質問したりもしました(店長が良い方でした。)情勢が複雑だからか民族的なものがあるのか、あまり国に頼っていない人が多いイメージがあり、それ故に独立心があって賢い人が多い感じもします。15歳くらいのイスラエル人と話したことがありましたが賢かったです。
しかし、僕はイスラエルの代表都市テルアビブ(国連的にはイスラエルの首都)はまだ行ったことがありません。この街はクラブが多くて、DJも多いと聞いたことがありますが。そんな僕はイスラエルの東側にあるエルサレム、死海、パレスチナの一部に行きました。
エルサレム(キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地だけに感動しました)
死海と塩(ヨルダン側からも泳げます)
皆で泥を塗りたくります(笑)
イスラエルは他のヨルダンやエジプトなどを除く他のアラブ諸国と関係が悪いので、アラブ諸国に行く予定がある外国人がイスラエルに行く時は、パスポートにイスラエルの入国スタンプを押してもらわないように微調整します。
僕はヨルダンからキングフセイン橋という国境を通って陸路でイスラエルに行きましたが、自分のパスポートにもイスラエルのスタンプはありません。よくスタンプを拒めば長い間尋問されると言われていましたが、僕の場合は「なぜ、押されたくないのか」と問われただけでした。
そして、「今は中東を旅をしていてシリアなどに行く予定があるから」と応えて、別紙のカードに押してもらえました。(現在は危険なのでシリアには行けません)
エルサレムからパレスチナ自治区の街(ベツレヘム)に行く時も、国境ではないですが関門を通る必要がありました。その関門の入管の人は思いのほかフレンドリーで日本語でニコニコ挨拶してくれました。
パレスチナ自治区との境
バスの中で話しかけられ、日本人であることを告げると、海外あるあるで「TOYOTA、MITSUBISHI」と若者から言われるのでした。一体、どれだけの日本人が外国で自分を紹介する際に、自動車メーカーにお世話になったことでしょう。
イスラエルと言うと、中東情勢が一番最初に頭に入りがちですが、食事で言うとワインが人気なようです。ビジネスで言うとスタートアップ企業が多いのだとか。一般的にはイスラエルというと危ないイメージが専攻しているので、詳しくエリア単位で見ていくと、新たな発見があって面白いなぁと思います。ガザ地区は危ないですが。
他にもイエスキリストが住んでいたと聖書にも記載されているナザレ、眺めが最高でローマ帝国との戦争(ユダヤ戦争)があったマサダ要塞(ロープウェイが動いていなくて自分は行けなかったので後悔してます)も観光名所です。
そんなイスラエルのことをアメリカのゲストから思い出した今日この頃でした。そういえば、ちょうど今友人がイスラエルに行って、バーニングマンに参加している所です。
RYOJI