世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

海外で出会う日本人


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ミャンマーはパガンの夕陽を撮影しました。)

 

こんにちは。昨日は夕方に初めてロッククライミングに挑戦し、その後に一緒のタイミングでフィリピンに来た同胞と飲んでいました。飲み終わった後に、とてつもない倦怠感が訪れて体調不良に陥りましたが、よく寝たため回復しました。

 

大学生や、これから大学生になる人は別ですが、その他の日本人と話すと「日本に帰ったらどうするの?」というテーマでよく話をします。長い間、異国にいる日本人は人生のターニングポイントにいる人が多いのかもしれません。飲んでいたら僕もターニングポイントにいるのかもしれないなと思うのでした。

 

旅中はあまり日本人と会う機会はありませんでしたが、今いるフィリピンではかなり日本人と会っています。今日は今年度に旅先で出会った、そんな同胞達をざっくりと紹介していきます。

 


1.会社を辞めて世界を旅している人

多くの人が当てはまると思います。僕も会社を辞めて、現在異国を旅したり英語留学しています。3年で辞めてから旅をするような一般的な人から、15年働いた後などキャリアがある中で辞めている人もいました。次の仕事を探すのに困らない職種の人から、僕のようにゼロから再スタートする人もいます。

 

2.現地で働いている人

ウクライナやアルゼンチンなど国や地域を問わず、色々な場所で会いました。日系企業に勤めている人だったり、現地採用で働いている人(東南アジアに多い)だったり、現地の人と結婚している人など(女性に多い)。国によっては現地で働くのはビザの手続きが面倒だと思うので苦労を察しました。

 

話はそれますが、最近日本人の知的労働者はオランダで労働許可を得る必要がなくなったというニュースを耳にしました。外務省に頑張ってもらって容易に海外滞在ができると良いですね。しかし、こういった海外で働く人がこれから増えていくと思うので、日本人(特に富裕層)の日本離れをどう防ぐかが政府が懸念している所かもしれません。

 

3.経営者

日本で地盤のある会社の経営者の人と会ったこともあります。株を多く所有していますが、会社の経営の根幹は他の経営者に委任しているため、常に日本にいないといけないということもなく時間が取れるようでした。自分で起業して、ある程度成長したら信頼できる他の経営者に任せて、株だけを所有して身を引く、そういったクールな人間になってみたいなとも思うのでした。

 

4.学生

パリで大学の後輩の家に泊まらせてもらったのですが、彼もパリに留学中でした。英語留学者だけでなく、専門的なことを学んでいる人、英語以外のスペイン語、イタリア語を学んでいる人など様々な人がいました。現地の友人の友人と話したりする時に、「君は日本人か。僕の大学友達で日本人の留学生がいるよ」という話をロシアなどの国で耳にしました。こんな街にも留学している日本人がいるのか~と思うものでした。

 

5.正体不明の人

海外には怪しい人がいるようです。僕は会ったことはないですが、ビザの有効期限が切れて不法滞在を続けている日本の旅人が宿にはいるそうです(タイやインドなど)

 

異国にいると不思議と面白い日本人と出会う確率が高くなる気がします。それも旅の醍醐味の一つかもしれませんね。日本人は同じ日本人同士で信用し合うことができるのが素敵な所だと思いますが、変な人はどこの国にもいるので、日本人だろうがそこだけは気をつけたいものですね。


RYOJI