ポーランドのおすすめスポット
最近このブログは世界全体のことを書き続けてしまった気もするので、今日は僕のお気に入りの国の一つポーランドについて特別書いていこうと思います。
この国は、かつて東西ヨーロッパの中心に位置して栄えた王国が存在していたため、世界遺産も多く見ることができます。特に各街の歴史地区とその広場は特徴的でとても美しいです。ということでポーランドの世界遺産を下記に紹介していきます。
・アウシュビッツ、ビルケナウ
ポーランドの町オシフィエンチムに位置する強制収容所で、後世に語り継ぐべき負の遺産として毎年多くの観光客が訪れます。ナチスのポーランド侵攻で始まった第二次世界大戦中の、1940年に建設されたと言います。このナチスによりヨーロッパ各地のユダヤ人がここへ移送され、人体実験や強制労働の末、多くが亡くなる悲惨な歴史を持つ場所です。
ドイツから訪れる方もいるようですが、クラクフから1時間半ほどかけてアウシュビッツ前(オシフィエンチム)までバスや電車で行くこともできます。(僕の場合は行きは小型バスに乗りましたが、満員で座れずかつ狭い中でずっと立っていたのでとても辛かったです。お気をつけください。しかし、大型のバスもあるようです。)
・クラクフ歴史地区
ここはポーランド王国の旧首都で、ポーランド文化の中心としても栄えた街です。第二次世界大戦中は、旧市街は戦火から逃れたため今でも古い建物が残り、中心広場は広く美しいです。ポーランドの3番目に大きい都市と言われており、外国人にとっても便利な街であり、またレストランやお土産屋さんも豊富です。観光にはもってこいの場所です。僕は2回ここへ訪れましたが、また必ず行きたいですね。
・ヴィエリチカ岩塩坑
世界最古の岩塩鉱山の一つと言われ、また初めてユネスコの世界遺産として登録された遺産の一つでもあるため、有名で多くの観光客が訪れます。ここは地下327m、全長は300kmという大きな岩塩鉱山であり、ガイドと共に観光用の道を3km程歩きます。そして、最後には写真の岩塩を削って作られた礼拝堂を見ることができて感動物です。
新しい展示物も増えているようで、僕が行った2014年9月には最近できたとされるプロジェクションマッピングのようなショーを岩塩を背景にして見ることもできました。クラクフを訪れる際は、是非合わせて行きたい所です(バスで30分程です)
・ワルシャワ歴史地区
ワルシャワは16世紀にクラクフから遷都され、ポーランドの首都として栄えました。第二次世界大戦中にはナチスによって破壊される悲劇の歴史を持ちます。しかし、その破壊された旧市街の街並みは歴史的絵画などを参考にして、ひび一つに至るまで精密に復元されたという不屈の精神を表した世界遺産です。
日本人にとっても馴染み深いショパンもこの街で暮らしたことから、ワルシャワの国際空港の名前はショパン空港となっています。
・ヴロツアフ歴史地区
ヴロツアフはポーランド西部に位置する都市で、ポーランドの中でも住民所得が高い街としても知られています。また、ポーランドの中でも最も古い街の一つで、約1000年前よりこの街は建設され始めました。特に歴史地区の街並みはとても美しいです。
独ソ戦の激戦地であったため、歴史地区の大半は破壊されてしまいましたが、現在は正確に復元されています。またヴロツアフにある、ライプツィヒの戦い(ナポレオン戦争)から100周年を記念したコンクリートホール(1913年建設)は世界の遺産となっています。
以上、世界遺産を持つ5つの街を紹介させていただきました。私のFlickrでポーランドのアルバムを公開していますので、もし良ければご覧くださいませ。皆さんがポーランドへ行きたくなっていただければ幸いです!
RYOJI
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