世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

オランダのライデンと日本


Leiden
 

オランダと聞くと皆さんは何をイメージされますか?水路、風車、ビール、自転車などなど。僕は何かしらの情報で小さい頃から、こういったイメージを抱いていました。そして、実際にその通りの街であったライデンへ行くことになりました。

 

ここは僕が昔から行きたかった土地の1つ。日本との関わりがある街と知っていたからなのと、同時にベルギーを旅していたのもあって、今のタイミングで行っておこう!ということで行くことに決めました。 

 

そして、ここはシーボルトゆかりの地でもあります。シーボルトはドイツ出身ですが、江戸時代に長崎(出島)の蘭商館医となり、蘭医学の門下生を抱えて多くの日本人に影響を与えた人物です。また彼は日本人女性の間に子どもをもうけいていた人物でもあります。2000年には天皇陛下もこの町をご訪問なされ、シーボルト博物館に行かれました。

 

そして、ここにはオランダ最古の大学であるライデン大学があります。この大学は同様に世界最古の「日本語学」も持ちます。そのため、その学生と交流できたら良いなぁと漠然と昔から思っていたら、ひょんなことから縁があって、ライデン大学を卒業したオランダ人と会うことができました。

 

彼は日本語学科の卒業生というのもあって、家の中は日本や他のアジアなインテリアがいっぱい。特に日本が一番好きだとか。彼は細かい所まで似せている点で長崎のハウステンボスはお気にりだそう。

 

僕は出島も含めて長崎県には一度も行ったことがないため、ある程度外国の旅を終えたら、長崎へ行きたくなるのでした。ちなみにオランダの国土は九州と同じくらいの面積です。

 

Leiden

 

 

夜はここでCouchsurfingのパーティに参加しました。同時にオランダ語勉強会も開かれていました。Couchsurfingパーティとは、旅人や留学生や仕事をしている人、外国に興味がある地元の人などが一緒になってバーなどで語るパーティです。世界中の多くの街で開かれています。

 

De Keyzer:このバーでパーティは開かれました。とても雰囲気も良く、もちろんハイネケンも堪能できます。

 

そのパーティの参加者だけを見ると、中国やシンガポールなどアジアからの留学生が多い印象を受けました。もし日本人の多くもライデン大学に通っていたら、日蘭交流の歴史を感じて良いですね。

 

ライデンはアムステルダムスキポール空港(オランダのハブ空港の間に位置する街で、アムステルダム駅やスキポール空港駅から30分程で行くことができます。また南にあるロッテルダムまでも30分程で行くことができます。

 

少しゴチャゴチャした雰囲気が苦手ならアムステルダムに滞在しなくても、ここライデンを基点に旅をすることも良いかと思います。とても穏やかな雰囲気で、オランダらしく多くの人が自転車を利用しています。

 

ライデン駅にはまたコロッケの自動販売機があります。オランダではコロッケが有名だそうで、ライデンに限らずオランダ中にこの自動販売機はあるそうです。ジャガイモが主食の国だと思いますが、日本のようにコロッケの中にジャガイモは入れず、肉を入れるのが基本だそうですね。面白いです。

 

Leiden

天気が良く気温が高い日であれば、この運河沿いで外でご飯を食べることもできます。ぜひ皆さんもライデンに行かれてみてはいかがでしょうか?

 

RYOJI

 

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