ベルギーのマルメディという町
こんにちは。昨日のベルギーの言語につづいて、今日はベルギーのワロン地方について記していきます。僕は友人がいるこの地方のマルメディという町に滞在して、まず最初にベルギーの友人とビールを一緒に飲みました。
ベルギーの友人「友人が遊びに来てくれたら、最初は一緒にビールを飲むのが基本だよ。」
っとさすがビール大国です。日本も一部はそうかも?
CHIMEY(青)をいただく。日本でも好きな人が多いベルギービールの銘柄です。
彼らが日本に来ている時に、自分は日本にいなかったので、「日本の旅行はどうだった?」っと聞いて日本の話題から入ることに。彼らは日本の礼儀正しさに惹かれていたようでした。ヨーロッパに来て最初は逆カルチャーショックを受けたとか。
外国の友人が日本から母国に帰ると気づかされることとして、よく聞く話ですね。僕は元々相手が礼儀正しいとか正しくないとかはあまり考えないタイプだからか、ベルギーでも全く不愉快なことはなかったですが。(むしろ、対応がとても良かったです。)
僕は「それは日本はどんな仕事だろうと、お客さんが上(神様)の立場だからかな?」っと聞くと、「客だからと言って上から目線で主張するような文化も感じられないし、日本は客も礼儀正しくて良いと思うよ。」と言ってくれました。
「ヨーロッパの人からしたら東京は人が多くて大変だった?」と聞くと、「世界一の人口密集地域のわりには街が落ち着いていて良い」と、全て日本のことを良く言ってくれて、自分は日本人の代表ではないけど、嬉しくなるのでした。
彼らは滞在費が無料になる代わりに農家で働くWWOOFというWebサービスを利用して長期で滞在しているようでした。
友人は彼氏と一緒に、その農家のイチゴを使ってベルギー発祥のワッフルを作って日本人に見せて喜ばせていました。 異国の田舎でまったりお金をかけずに過ごしたい方には良いサービスだと思います。
マルメディではワロン地方で良く見られる黒や灰色の建物が並びます。
次に世界で一番小さいと謳う博物館。病気の女性で有名なエピソードの舞台らしいです。
また、この町も第二次世界大戦の被害に遭っていました。虐殺事件が起きたり、ドイツ軍ではなく連合国側のアメリカによる空爆を受けて街が破壊されるなどしました。下の写真はその犠牲者の碑です。
ベルギーの国王は日本の皇室や近くのオランダの王室とは違い、国民から尊敬されているというよりも、政治家のパロディのようにネタにされる方が多いとか。下は王室をパロディ化した漫画の写真です。
そして、夕食は友人と一緒に。フライドポテトのことを一般にフレンチフライと言いますが、本当はこれはベルギー発祥だから、ベルジアンフライだからね!と教わります(笑)
ありがとう!彼らのおかげでベルギーの旅がとても充実しました。出会いに感謝です。ベルギーの皆、約束通り日本の皆さんにマルメディに関するブログに書いたよ!!とウチワでしめる形で失礼しました。Merci!!
RYOJI
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