イタリアからフランスはマントンへ!
フランスはマントン・・・ここで撮った写真データを全て消してしまっていたことに、半年後の今頃に気づいたので、今日は思い出まで忘れないように!とマントンについて書いていきたいと思います。
僕はiPhone5を片手に写真を撮り続けていて、容量が十分でないため、街を移動する度に外付けハードディスクドライブにデータのバックアップをしていました。しかし、面倒な時もあり一時的にノートPCに溜めてしまうことが多々ありました。
そして、そのノートPCから外付けハードディスクドライブに移行済みと勘違いしていたのか、PCからShift∔deleteで知らぬ間に削除をしてしまっていたのでした。半年後の今に復元を試みるも、スコットランドの写真でデータが同じ名前で上書きされているようで、時すでに遅し。
皆さんも写真のバックアップすることだけでなく、バックアップしたという思い込みにも気を付けましょう。もちろん、旅は盗難にも注意が必要です。
マントンみたいに写真には写らない美しさがあるから・・と思っていましたが、幸い、数枚の写真をFacebookで共有していたため、本日それを利用して記載していきます。
(トリノはオリンピック開催地区より。新しくて少し物寂しい雰囲気の街)
僕は5月末にイタリアのトリノからこのマントンへ向かいました。事前予告をされていたようですが、移動日にイタリア国鉄がまさかのストライキを起こし、かつフランスまで連鎖して起こっている様子。そのため、トリノのホステルに追加でもう1泊しました。
HISなど日本の旅行代理店のブログなどでは、ストライキ情報等が随時更新されているようなので、滞在日数が少ない人などは事前に確認しておくと良いと思います。
ストライキに気づく前にホテルを予約していなくて良かったと安心しました。僕は友人と会う約束をしていましたが、友人も予定変更には問題がないということで1日後にマントンへ再度目指すことに。ルートはクーネオ(Cuneo)を経由して、内陸部を通りながらフランスへ行くルートです。トリノからクーネオまでは窓も開放的で気持ちの良い車両でした。
(クーネオ駅)
車内で聞こえる乗客が話す言語はフランス語。そんな状況で再びイタリア領内へ入り、地中海沿いのヴェンティミーリア(Ventimiglia)駅へ向かいます。ここでフランス国鉄に乗り換えて南仏へ。バカンスのシーズンに入りかけの南仏だからか、東京と変わらないほどの満員列車の中で国境を越えます。
電車で15分程するとフランスはマントンへ到着。トリノからおよそ計5時間程。目の前には山が見えて、なぜか熱海を思い出しました。英語でMentonと書きますがフランス語的にもマントンと読みます。ここはレモンでも有名な街だそうです。
昔はジェノヴァの統治下にあったりイタリアとは距離も近いため、文化的にイタリアに近い印象を受けました。そして、フランス人の友達はイタリア語のチャオ!をよく使っていました。(最近はどこの国の人もチャオと言ったりするので関係はないかもしれませんが・・)そして、イタリアと変わらずピザ屋もジェラート屋さんもあります。
友人と駅で待ち合わせて、先に荷物をホテルに預けるべく予約していたホテルへ。行ってみると、エクスペディアにクレジットカード登録がされていなくて自動予約キャンセルされていました。すでに他に客が来てしまったみたいで、ここで現地チェックインはできず。
せっかく1泊45ユーロ程の良いホテルだったのですが、そこには行けず、ホテルのおばちゃんから紹介された別の格安ホテル(?)に行くことに。そのホテルの値段は少し高くなり1泊55ユーロ程。円安時期にバックパック的な旅行をしていると少し痛い出費ですね。
僕はここに知人がいたため滞在することにしましたが、この街ではホステルは見つけられなかったので、バックパッカーは近くのニースで滞在することをお薦めします。南仏はやはりモナコのような高級リゾート地でホステルは中々ないですからね。
しかし、観光シーズンではあるけど、そこまでマントンには観光客がおらず、とても快適で静かに南仏を楽しめたので良かったです。
丘を登ると教会が。そして山の頂上からはマントンの街と地中海の景色が見渡せます。(この写真をFacebookに投稿していて良かった・・)
丘を降り、地中海を再び眺める。この地中海に沿って、僕はこれからスペインのアリカンテそしてアルヘシラスまで歩んでいくことを友人に告げるのでした。そして、まず最初は隣町ニースを目指します。地中海の旅おすすめですのでぜひ!!
RYOJI
下記ランキングをクリックしていただけると幸いです。いつも読んでいただき、ありがとうございます。