世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

日本のハロウィン、年々加熱?


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日本に帰国して、久々の金曜日に繁華街(六本木)を練り歩きました。そう10月31日の金曜日は奇しくもハロウィンと重なっていたからです。個人的にハロウィン系のイベントは8年間参加しております。

 

今回は時間がなく仮装については全く考えず僕は世を忍ぶ仮の姿(笑)で、仮装した友人と一緒に、少し六本木の街で仮装している人を見るくらいで良いかなと思って行ってみると仮装した人の多さにビックリ。自分も少し何かしら仮装をしないと!という変な使命感が生まれました。

 

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2年前のハロウィンで六本木は行きましたが「こんな混んでいたかな、日本が急にどうかしちゃったか?」と思いきや、今年は31日が金曜日で、また3連休の前ということでとても良いタイミングだったのでしょう。また、年々ハロウィンのイベントが増えているのも少し影響していると思います。

 

僕の大学時代(07~10年)には前夜祭(ハロウィン日)で少し奇妙なお祭りがあり、仮装をしてなぜか神輿を担いで目白通りを警察の誘導の下で練り歩くというイベントがありました。その日までに神輿を作り、神輿のクオリティと仮装と盛り上がりを競い合うお祭りで、日本のお祭りと(ハロウィン発祥の)ケルト文化の融合していると考えるとシュールなお祭りでした。仮装した僕たちがワッショイ、ワッショイと叫んでいるのですからね。

 

お互い煽り合って、激しいサークルと揉みくちゃになったりするプロレス的なことをすることも多く、祭りの趣旨と関係なくはしゃぐのがメインという典型的な日本の祭りのノリ。

 

前置きが長くなりましたが、こんなノリが六本木のハロウィンにも繰り広げられていたのです。しかも、今回は中心部の歩道が夜の10時から朝5時くらいまで常に混んでいて、警察官もかなりの数が出動していました。

 

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アニメのキャラクター、グロテスクでオーソドックスなハロウィンの仮装、またiPhoneやビールを擬人化するなど独特でシュールな仮装した人々が歩いては色々な人と一緒に写真を撮っていきます。僕も撮らせていただきました。皆さん、童心に帰っていましたね。

 

探されるはずのウォーリーが大量にいたり、のび太君が大量にいたり、忍者タートルズが全員揃っていたりと統一感ある仮装がインパクトを与えるので、マスコミも彼らを取り上げることでしょう。仮装好きの方は必見です(笑)

 

恐らく学生も多かったと思いますが、一部の大人は酔っぱらって鬱憤晴らしに来ているとしか思えない人もいて、完全に子どもの集まる場所ではないというのが冷静な感想です。自分が仮装しているのにも関わらず、いかつい兄ちゃんに「お菓子ください!」って言われたり(笑)この趣旨が変わっているお祭りを見ると学生時代を思い出したのでした。

 

あれだけの人がいれば色々トラブルもあったでしょうが、総合的に明るい雰囲気で楽しかったです。渋谷のスクランブル交差点も同様に人がかなりいたようですが、渋谷から六本木は近いので、恐らくこのエリアは何かの革命が起きているかのようにも映ったことでしょう(笑)僕たち日本人はお祭りが大好きであることを感じた1日となりました。

 

 

余談ですが、ハロウィン発祥はケルト文化と言われており、ケルト文化と言えばアイルランド。僕はアイルランドのダブリンの金曜日に飲みに行ったことがあるのですが、酔っ払って盛り上がるノリの感じがどこか日本に似ていたように感じました。なので、ダブリンのTemple Bar(繁華街)のハロウィンも激しかったのではないかと思います。

 

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最後にラーメン屋にて仮装した姿で一緒にラーメンを食べるという日常では考えられないシュールな状況で写真を撮りました。しかし、この日だけはナチュラル。皆さんはハロウィンパーティに行かれましたか?日本はコスプレ文化もあるので、これからももっと流行りそうな気がします。経済効果も期待されています。

 

RYOJI