ミンスク(ベラルーシ)観光!
今日はベラルーシの観光について記載していきたいと思います。ベラルーシは観光でもビザが必要な国であり、政治としても外国との交流がヨーロッパの中で最も少ない印象を受ける国。一方で旧ソ連諸国のロシアやウクライナなどの人はビザ無しで滞在でき、特にロシアとは密接な関係を持つ国でもあります。
そのため、コアな日本人が観光に来るイメージがありましたが、実際訪れてみると、ヨーロッパの北朝鮮と呼ばれる程、鎖国された印象は全くありませんでした。旅はこうした偏見が無くなるので良いものですね。また、こういう国が自分の中で身近になっていく感覚は好きです。
さて、僕はリトアニアのビリニュスから電車で出発し、約3時間程でミンスクに到着しました。出国はビリニュス駅で、入国は国境の駅に停車した際に警備隊が乗客のパスポートを確認する流れになります。
前にロシアを旅していたのもあって、ミンスク駅到着後に建物や広い道路を観察すると、久々に旧ソ連諸国に来たなぁ・・と独特な感覚に。
宿に泊まってみると金日成の絵が。社会主義の面影を感じました。
こういった人が集まっている彫刻を見ると旧ソ連諸国にいる実感が湧きます。
Holy Spirit Cathedral。ベラルーシは敬虔なロシア正教(オーソドックス)信者が多い国。この聖堂の付近はミンスク観光名所の中心地。
この近くは外国人観光客も多く訪れるからかレストランの価格は高いです。
十月広場。こういった広場も旧ソ連諸国独特ですね。
人も多すぎず、快適な中心部
独立広場近くにあるカトリック教会
このカトリック教会の横には、核の犠牲となった国や街を紹介するモニュメントが。水色のカザフスタン国旗もありますが、ソ連の核実験場所だったのでしょうか。ロシアとベラルーシの国旗が意味するのは80年代のチェルノブイリ事故で、日本は広島・長崎の原爆、震災以降はそれに加えて福島の砂を置き核被害の歴史をここでは伝えていました。たまたま韓国の学生が学びに来ていており、日本語で書かれている所について、何て書いてあるかを尋ねられ、その人に訳して伝えました。震災以降、日本人もウクライナやベラルーシに行きチェルノブイリについて学びに来ている人は増えているかもしれませんね。
約10年続いたアフガニスタン紛争で犠牲になった兵士達が祀られています。
勝利広場。旧ソ連国を訪れる時、多くの所で目につく独ソ戦(第二次世界大戦)の戦勝記念塔。ここをベラルーシ人の友人と歩いていたのですが、友人の祖父はパルチザンで活躍しソ連から勲章貰った人だったようです。
National Library。この建物の上は展望台になっており、観光客がちらほら訪れていました。
National Libraryは少し中心部から離れていますが、ミンスク市内を一望できます。ミンスク市はあまり大きな都市ではありませんね。
Holy Spirit Cathedral前にある道路を越え、高層ビルの隣にあるチョコレート屋さん。ミンスクの人々に人気で、僕も生チョコレートをコーヒーのように飲みます。
感想は甘い!(笑)
僕は通過ビザの訪問で時間制限(48時間)があったため、ウクライナへ旅立つギリギリまで友人と食事をするなど満喫しました。中でも彼はビデオブロガーで、今回の思い出にということで動画の撮影に付き合いました。動画のアップロード完了し、公開されたらこのブログでも紹介したいですね。
最後に、ミンスクの感想として街は静かで特に危険な匂いもなかったです。しかし、KGB関連の施設は写真を撮らない方が良いようです。物価は物にも寄ると思いますが全体的に日本より安いです。(しかし、常にインフレしているようで物価は上昇傾向にあります)気温としては11月にもなると氷点下にもなるそうなので、これから行く方はお気をつけていってらっしゃいませ!
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