世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.376:大切なもの


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こんにちは。1年以上毎週水曜日、日曜日に更新していた当ブログの更新頻度が少なくなっている今日この頃ですが、リアルな生活習慣は少しずつ改善してきました。ここ最近、忙しいというのを言い訳にあらゆる自分で決めた習慣を不定期にしてしまいました。仕事は大丈夫ですが、運動やこのブログなどです。

 

ここ1カ月半、仕事で日本中を色々行っていたり、逆に自分も週末限定で旅行したりと、久しぶりに日本が小さく感じたものでした。やっと東京で毎週ジムに行ったり、公園で走るペースが戻りつつあるのですが、走っていると公園でポケモンGOをやっている人達が目につきます。

 

つまり、あれが日本で発表されから一度もこの公園を走っていなんだな・・とに気付かされたりもしました。ちなみに移動ばかりしていたので、その時にポケモンをやっていれば、かなりモンスターをゲットできただろうとも思うのでした。

 

給与という形で毎月決まった月収が振り込まれる環境にいるためか、安心して「遊び」にもフォーカスしていたと思う。仕事をした後に毎晩予定があり、週末は富士山に登ったり、ダイビングしたり、阿波踊りをしたりと遊びも忙しい1カ月だった。それはそれでオンとオフが切り替えられていて充実していたが、やはり富士山登ったりダイビングしたりという一般的なことではなく、人に付加価値を与える「仕事」だけに集中してみたい気持ちが、やはりぬぐえない。

 

昨年の今はどうだったか・・・?仕事もなくモヤモヤしていたことを思い出す。自分を精神面でも肉体面でも律していたので気持ちだけは前向きだったが、あの時は時間を持て余していた。週末(オフ)なんていう概念すら忘れていた。あの時は自分が社会に提供できる付加価値をモヤモヤ探していたので、それを思うと仕事が現在あることとは最高の幸せであり、エンタテイメントにも思える。

 

もっと前の2年前は仕事を辞めて旅だけに集中しており、2年前の今頃はオスロノルウェー)にいた。それこそ、完全に曜日感覚などなく人生に集中していたように思う。ただ、昨年の1月からフィリピンへ行ってから月から金という平日生活を一時期的にすることになるのだった。だが、不思議と簡単に適応できた。

 

セブ島に住んでいたのもあって、土・日はビーチに向かうこともあり、所謂週末っぽい休暇も経験する。日本人の女性を誘って行ったりもした。男なので少し女性を誘うことに成功して嬉しい気持ちはあったが、自分は海を見ながらフッと「ここで何をやっているんだ」という感覚にも陥った。まだ僕は日本社会の人口構図を見ると20代で若い人間なので、こんな所で休んでいる暇はないと感じていたのだろう。

 

帰国後も同様に仕事がない時が長かったため、その反動からか、仕事を得てからは、あらゆる仕事に興味を持つようになった。今度は仕事だとしても、週末をカウントダウンすることがなくなり、それに集中できていることに気付いた。今思うと、「あと何日で休みだ!」と逆算して自分の時間を売っている感覚がなくなっていることは素晴らしいことに思う。やはり、仕事にハマる境地に達することに憧れているから。ただ、最近は週末の休みを少し意識してしまっている。

 

その時はベラルーシの起業家であるGary Vaynerchuk氏が言った、「週末やバケーションのために生きるのは根本的に間違っている」という言葉を時々思い出すようにしている。彼は苦労の連続だろうが、楽しい人生を送っている感覚があるに違いない。日本の軍歌で言うと「月月火水木金金」をポジティブにした感じかもしれない。

 

男は出産などのライフイベントがないからか、小さいころから仕事が人生のメインテーマだと意識させられている所もあり、仕事によって生きがいや自信をつける要素が強いようにも思う。時にはその重圧から逃げたかったり。僕は長い間旅行をしたり、旅のため(自分の消費のため)に働いていたのもあって、本当の仕事と向き合うための時間に対してブランクを作ってしまったから、今更だが尚更大事だと感じる。

 

次に、色々な人と話すことについては固定観念を外せて大事なことだが、寂しさからの酒と女性に関しては男性にとっては禁物だと思う。まず僕はお酒が正直大好きで、その会も楽しいが、デメリットとしては体が疲れることや、愚痴を吐きたい気分になったり、逆に大きなことを言いたくなってしまうという男の悪い部分が出やすい所だと感じる。

 

何かが終わった「打ち上げ」が一番最高の酒の使い方だと思う。次は美味しい料理に合ったお酒を飲むという「食」の部分での幸せ。個人的にはキックオフの飲み会は、少し男の悪い部分が出るだけになりやすいから、人との出会いは大切にしつつも「まだ行動してないのに良い気分になってはダメだぞ」と冷静に参加するように意識している。また、同じ友人と1年間に何度も飲むというのは特定の人を除いてしないようにしている。

 

次に男が弱いのは女性関係。基本的に男は女性が好きだが、女性との付き合いに関しても酒と同じように男ならではの弱さが出てしまう。女性は一緒になったら、自分がどれだけ大切に思われているかの確認を自然とするために色々なことをする。正直多くの会話の内容に意味がないと感じてしまうのが男性の本音だ。それに振り回されたらいけない。(完全に男性目線の失礼な内容で申し訳ございません)

 

また、男性は女性に対して自信がないことも多い。美人に色気を使われたら、それだけで惑わされることもあり、のめりこんで何でも言うことを聞いてしまうダメな男になってしまう可能性もある。ただ自信のある人は、そういう迷いはないのだろうと思う。なので、本能的に女性が好きでも、仕事など自分が専念していることを第一にし、自信をつけて女性に惑わされないことも大事だと思う。その上で女性を愛した方が女性にとっても幸せだと思うし。

 

また、僕みたいに何も残していない人が、そろそろ結婚したい、温かい家族が欲しいと男性の方から思ってしまったら、逆にお互いを不幸にする気もする。前もって女性がこの男だとマズいと勘づくことは多いと思うが。なので、離婚するときのリスクは別問題として、自分にある程度の財産ができるまでは結婚はしないと再度意識している。

 

…と自分と対話をしてみて、リスクヘッジも含めて仕事はいくつも作っていかないといけないと思う。ただ素人が1から作るのは本当に大変だ。なので、商品はすでに作ってくれている人に頼っていくしかない。僕個人として遊びに関しては旅行だけはまだ捨てきれない部分もあるから、数年後に旅行しながらでも仕事ができるのはまず最初の第一目標だ。

 

以上、自分と対話でした。

 

RYOJI