世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.347:ウユニ(ボリビア)にて!


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こんにちは。先週に引き続き水曜日は人との出会いを含めた旅コラムを書いていこうと思います。今週は先週のラパスの続きということで、ボリビアの観光名所のウユニについてです。今回はラパスからウユニ塩湖に行く旅行記で、多くの旅人も同じルートを通っている(た)のではないかとも思います。

 

今は軍の滑走路か何かを利用した「ウユニ空港」ができているという話も聞くが、私が訪れた時には空港がなく、ラパスから夜行バスでウユニの町まで行くこととなった。夕方5時頃に出発して12時間くらいかけて到着する予定だった。距離は600km程だが、途中から道が舗装されていないのもあって時間がかかる様子。

  

席は二階席の一番前になった。ほかの席よりも足を伸ばすことができてラッキー。ただ道も大きく揺れるし、眠れやしない。宿代を節約できると言っても、自分はバスでしっかりと寝れた試しがないな。首枕を利用してみたり、はずしたり、体勢を変えたりして何時間も時間が過ぎる。売店で買っていた水を適度に飲みながら。

 

そんな形で少し睡魔に襲われて、寝たのか寝ていないのかよくわからない状態で明け方になり、バスはすでに舗装されていない道に入っていた。ラパス市内の路上で偶然再会した知人が言っていたようにすごい勢いで揺れる。また塩湖が反射する時期というのは雨季なので、水で道が塞がれる可能性も高い。

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そのためタイヤが道にはまっては、なんとか前へ進んで・・というのを繰り返した。そして太陽も出てきた頃、バスがついにストップ。何か運転手が言っていて、皆が降りることとなった。まだウユニ塩湖には到着していないが、良い景色だなと思い呑気に写真を撮る。

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が、雨で川ができてしまいバスが前に進めない状況になっていることを目の当たりにする。ボリビア人のおばさん達は「しまったなぁ~」という顔をしている。そして、暗黙の了解で若い男達はスコップで土を拾って川を塞ぐ作業を手伝うことに。

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そんなタイミングで腹痛に襲われ、僕は作業半ばでバスにあるトイレにかけこむのだった。バスからは降りている乗客が見渡せる状況。ただ、そのトイレの窓にはカーテンがなく(笑)、来ていたウインドブレーカーを片手で窓にあてて隠す。すごい体勢でかつ、自分だけ手伝わないのも感じが悪い気がして、とてもストレスを感じるトイレだった。

 

無事に水を浅くできたようで、次々と乗客が帰ってきたので、さらに見られないように頑張ってウィンドブレーカーで隠すのだった(笑)その後も6時間くらいかけてウユニに向けて進み、ラパスから約18時間くらいかけてウユニの町に到着する。

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ウユニ塩湖はウユニの町から離れていることを現地に行って初めて知る。そして、バスから降りるとウユニ塩湖ツアーの客引きに遭う。湖へは車で行かねばならない。また、塩のホテルと言う、塩だけでできたウユニ塩湖上にあるホテルにも僕は泊まりたく、それを含めたツアーを申し込む。あまり高くなかったと思う。(現在の塩のホテルはしっかりとしたホテルになったみたいで高いかもしれません。)

 

ツアーを申し込むと、大きいバックパックは現地旅行代理店に置いていき、ウユニ塩湖へ出発するためのツアー車を一人待つのだった。車が到着すると、日本人4名とイスラエル人カップルがすでに乗っていて、一緒にウユニ塩湖を目指す。その前に、昼ご飯を食べるプランも入っていたので、ウユニ塩湖近くの集落で昼ご飯を食べる。日本人は九州から新婚旅行で南米を周っている夫婦、一人旅のおばちゃんやカメラマンなど、イスラエル人は大学を卒業して兵役待ちのカップルだった。

 

イスラエル人カップルは女性の方の機嫌が悪く彼氏に対してふてくされていて、僕には第三者だからか、気を遣って一応なんとか話は聞いてくれる感じだったが空気が重かった。ただ、このイスラエル人の男性の方は、バナナをなぜか両サイドから交互に少しずつ食べるという不思議な食べ方をする人だった。

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僕はあまり興味がなかったので早くウユニ塩湖に向かって欲しいと思ったが、ツアーの都合上、線路や車両を見学するプランも含まれていたり。

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 そして、ついに車で湖に入っていく。そして、ボリビアのウユニ塩湖が見えてくるのだった!

 

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機嫌が悪くてふてくされていたイスラエル人の女性に「見てみ!」と僕が声をかけると、笑顔になる。それ程の自然のパワーを感じる絶景が待ち受けていた。つづく。

 

RYOJI

 

ウユニ塩湖 弾丸ツアー

ウユニ塩湖 弾丸ツアー

 

 

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