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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.324:週刊国際ニュース.Vol.35


Newspaper rackJon S

 

こんにちは。先週に続いて勝手に独自の視点で語る週刊国際ニュースVol.35をお届けします!日本だと雰囲気的に国際ニュースがフォーカスされづらいのと、もう少し幅広い地域のニュースを知れたら良いよな・・と思っているのもあって、自分から国際ニュースを書いてしまおう!と思い毎週更新しております。1年続くでしょうか…

 

さて、先週の日曜日(1月24日)から今週の土曜日(1月30日)の間に起きたこととして気になったのは、イランとイタリア首脳商談、シリア和平会談遅れて開催、シエラレオネでエボラ予防措置巡る衝突、北方領土問題平行線、中国が人権団体のスウェーデン人を国外追放、デンマーク難民財産没収案可決、天皇陛下フィリピン御訪問、ボコハラムが連続多発テロ、変わる米国の食事情についてなどです。

 

mainichi.jp

先週の経済制裁解除後からドイツが一番ガツガツ動き始めるだろうと個人的に予想していたのですが、EUの中ではイタリアがドイツに次ぐ第二の対イラン貿易相手国らしく、イランのロウハニ首相はまず最初にイタリアへ訪問してレンツィ首相と商談したようです。イタリアのレンツィ首相はイランが国際舞台に復帰することに対して期待しているようでした。今回の商談は2兆円規模で動くので、それだけイランの孤立がイタリアの経済活動を制限していたのでしょう。

 

www.jiji.com

カナダも対イラン経済制裁を解除し、企業のイラン進出を支援していくようです。イランは国際世論を味方に付けていっていますね。

 

www3.nhk.or.jp

当ブログでも取り上げたシリア和平会議ですが、1月25日に開催される予定でしたが1月30日に延期になりました。それもアサド政権に対して、反政府勢力が支配している地域の包囲を解くことが必要だとして(サウジアラビアに支持されている)反政府勢力の代表団はジュネーブ入りを見合わせていたのも理由の一つです。しかし、30日にジュネーブ行きを決定したようです。また、トルコとシリア近くなどクルド人勢力イスラム国と対立していて、米国もクルド人勢力を支援していますが、国連に認められていないからかクルド人勢力はこの協議には参加していないようです。

 

26日に国連の報道官は、内乱が続いているシリアのアサド政権と反体制派の代表による和平会談を1月25日を目標に開催すると発表しました。12月18日に安保理決議が全会一致で採択されていたようです。アメリカ、ロシア、サウジアラビアやイランなどの関係各国の意見が割れないようにすることが和平に向けて重要かなと個人的に思うのでした。

No.315:週刊国際ニュース.Vol.31 - 世界の記述

 

headlines.yahoo.co.jp

2年前からマレーシア航空機が行方不明になっていますが、タイ南部沿岸で金属片が発見されたそうです。しかし、マレーシア政府はこれはマレーシア航空機とは関係ないとしています。こういったニュースは以前にも何度かありましたが、三菱重工は同社のロケット部品の一部と指摘しています。

 

headlines.yahoo.co.jp

英国メディアのプーチン大統領に関する記事をよく見る気がしますが、今回は汚職に対する指摘です。米国CIAはロシアのプーチン大統領の隠し資産として4兆円7000億円を見積もったとのことですが、ロシアの報道官は「純粋なフィクションだ」と度外視しています。確かにプーチン大統領は主要産業であるエネルギー関係で政治に口を出す民間企業の人には厳しい印象はありますね。事実関係はよくわかりませんが、昔ロシアの石油王で反プーチン派であるユコスの社長は「シベリア送り」にされていました。

 

headlines.yahoo.co.jp

エボラ出血熱は落ち着いてきており終息宣言が出されましたが、その後シエラレオネで感染者が見つかったようです。この死者に接触した人を探すため、警察が商店に業務停止命令を下した所、若者や女性が警察に対し石を投げるなどの衝突が起こり3人が重傷とのことです。警察に対する不信感が垣間見えます。

 

news.livedoor.com

ラブロフ外相第二次世界大戦後にロシア領土になったとして、北方領土に関する日本政府の立場を否定しています。しかし、協議する姿勢は示しているようです。北方領土問題は依然として平行線を辿っています。

 

www3.nhk.or.jp

今週の中国関連で特に話題になっていたと思うのはスウェーデン人の人権団体の男性に関するニュースです。民主主義が浸透することや政府批判につながることを懸念したのか中国は彼の身柄を拘束し、中国では彼が謝罪する映像が繰り返し報道されていたようです。スウェーデンを中心に国際社会から批判が高まっていましたが、彼は国外退去処分となりました。もう彼は中国には来れないのでしょうか・・。

 

news.tv-asahi.co.jp

難民から財産を没収する法案がデンマークで可決されたようです。デンマーク福祉大国ですが、失業手当受給者と同じ条件にすることが目的なようです。難民に対して厳しくなっている国民の世論が味方しての可決かもしれません。もちろん反対する人も多いですが。しかし、どういう方法で資産価値を把握するのかは気になります。

 

www.afpbb.com

EUはドイツの孤立により第二次世界大戦を招いた反省などがあったりと、国という枠を越えた枠組みができたことに非常に意義があったと個人的に思います。実際に戦後EU諸国内で戦争は起きていません。また、EUでは関税の撤廃が、シェンゲン協定では人の移動の自由がその象徴かと思います。そのため、記事にあるようにシェンゲン協定を止めたら何のためのEUだったのか考えさせられますね。「シェンゲン協定」とは何かは当ブログでも記載していますので是非ご覧ください。

 

参考(1) 

ryoji-japan.hateblo.jp

参考(2)

ryoji-japan.hateblo.jp

 

www.huffingtonpost.jp

天皇陛下がフィリピンをご訪問されました。フィリピンは特に日本とアメリカなどの連合国との争いに巻き込まれた国で、ヨーロッパで言う所のポーランドと似ていると思います。このブログにも記載した記憶がありますが、マニラの戦いでキリノ元大統領は目の前で妻と子どもが日本兵に殺されますが、戦犯として裁かれたこの日本兵に恩赦を与えたというエピソードは語り継がれて欲しいと思います。僕はマニラ市街地戦の映像をNHKの「映像の世紀」で見た記憶がありますが、子どもが死ぬ姿などが悲惨でした。

 

www.yomiuri.co.jp

ナイジェリアではボコハラムによるテロが止みません。またボコハラムによるテロは少年・少女の犯行が目立ちます。彼らは虐待等されている可能性も高く、生き地獄のため自爆を選ぶ人もいると聞いたことがあります。

 

参考)

japan.techinsight.jp

 

 

news.yahoo.co.jp

PKO(国際平和維持活動)なのに現地(中央アフリカ)で性的虐待をしていたという報告が挙がったことで今バッシングされています。危ない地域に行くと人間は暴力性が増すので、誰でも起こりうる問題なのかもしれませんね。

 

★気になったコラムを紹介します★

toyokeizai.net

アメリカ人の食に対する意識の変化が書かれています。一昔前のアメリカ人のイメージの一つとして、ホットドッグとハンバーガーを食べて肥満な人が多い所でした。しかし、そういった上の世代を見た若者達(通称ミレニアルズ世代)は健康志向が強いそうですね。実際にアメリカでは炭酸飲料の売り上げも下がっていることは聞いたことがあります。また、米国発オーガニック系の店は東京を中心に進出していきそうですね・・。

 

toyokeizai.net

中国のアフリカ進出に関する記事です。中国のこれまでの産業において製鉄分野とレアメタルなどの非鉄金属分野は重要であり、アフリカ進出に関するそれらの背景が説明されています。またアフリカ進出は鄧小平が目をつけたという独自の論も面白い。中国がジブチに進出することは当ブログにも記載しましたが、記事によるとジブチにおける海上自衛隊の海賊被害は2015年は0件らしく、米中で軍拡競争が起きているだけではという指摘も新しい意見でした。

 

26日に中国がここ(ジブチ)に軍事拠点の建設を計画していることを認めました。中国としても燃料の補給のために重要な拠点なのでしょう。個人的に米国はシェールガスなどで燃料を自国である程度取れるようになったら、今後は米軍よりも中国軍が主導でシーレーンを守るのではないだろうかと考えています。

No.299:週刊国際ニュース.Vol.26 - 世界の記述

 

以上です。皆さんが気になったニュースはありましたか?次週も宜しくお願い致します。

 

※微力ながら極東、中東、ヨーロッパなどの国際関連ニュースの簡単な解説を個別にも行っております。質問や国際情勢に関して興味がある方はこちらから、基本的なことでお構いませんので、ご連絡くださいませ。また万一に情報に誤りがある場合はご連絡いただけると幸いです。記事のリンク先の有効期限切れにはご了承ください。

 

RYOJI

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