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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.322:イエーナ(ドイツ)にて


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こんにちは。先週に引き続き、水曜日は人との出会いを含めた旅コラムを書いていこうと思います。今週はドイツ東部のイエナについてです。

 

オーストラリアで年越しした時に知り合ったドレスデン出身のドイツ人の女性がいて、それからというもの、東京に来た時に何度か遊んだり、他の友達と一緒にウチに泊まりに来たりする関係の友達がいた。大阪の新今宮簡易宿泊所に何ヶ月も長期滞在していたパワフルな女性だ。

僕が欧州を旅行する際にベルリンから次はどこへ行こうかと模索していた時に、ドレスデンに行ってこの友達と会おうと思い連絡を取っていた。ドレスデンは東ドイツにあり戦時中には大空襲の被害に遭った街だったり、保守的な人が多い地域でもある。

今は大学に進学しているためイエナにいるから、イエナで泊めてあげると言ってくれた。イエナか・・ナポレオン関係でイエナの戦いというのがあった気がする…というくらいしか知らない街。でも、そういう街こそ面白い。

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ベルリンのバスターミナルからライプツィヒを通過し、3時間ほどかけて行った。バス停に着くと、待ち合わせ場所に友達がいない。ちょっと色々と歩き回って探し、彼氏と一緒に来ると言っていたので一人で誰かを待っていそうな男性がいたので声をかけてみる。


「あなたは、ひょっとしてメルケル(仮名)を待ってる?」

「おぉ。うん。君は日本人の友達?俺はベラルーシ人で彼女と同じ大学に通っている」

「おぉ、君が彼氏か」

「違うよ」

「え?」

自己紹介をすると彼はどうやら大学の友達で彼氏ではないらしい。そんな時に友人が「遅れてごめん!」と登場する。「おおぉ!元気か!」と久しぶりの再会。友達は大学のベラルーシ出身の友人も一緒に誘っていたようである。彼氏とは違う場所で会うみたい。僕はここに来る前にベラルーシも旅していたので、友人と同じ大学に通っているとこのベラルーシ人と、その旅行話をする。

友達の家に着き、柴犬を連れて市内を散歩。そして、彼氏とも会う。

彼氏は日本のことはよく知らないが、大学で韓国人と話したことがあるので、その話もする。僕は日本人なので、韓国のことはよくわからなかったが…フランスとドイツの違いがわからない日本人がいるのと同じで、彼もそんな感じなのだろうか。

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街は学術都市という感じで、そこまで小さい感じの街ではなかった。また、ここへ来る前に旅をしていた東欧に比べて、地方でもインフラが整っている国なんだな…とドイツの欧州の中での発展ぶりを実感した。

夜はベラルーシ人も含めて皆とご飯を食べる。ビールはうまいが食事のクオリティは値段の割にはそこそこ。しかし、ペットに寛容なレストランも多くて優しい社会。

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ドイツの友人曰く、ドイツ料理じゃないけど、ドイツにある某ケバブ店は本場のトルコよりうまい!と言い、次の日の昼に連れてもらったりする。

友人の家に泊まらせていただき、翌日に僕は「この辺でナポレオン戦争が確かあったと思うから、そこへ行こう!」と提案し、友達にドイツ語で調べてもらうと戦場はかなり遠くだったので諦めた。代わりとして柴犬と一緒に市内近くの山を散策した。柴犬が可愛すぎて、ずっと一緒にいたかったな。俺たちの故郷は遠い日本だよね〜。

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夜は友達と友達の彼氏と皆で買い物をして、肉を焼いて料理をする。友達がソースを自ら作り、味付けも行う。僕たち男は雑用係。彼氏は後で使うスプーンを先に洗ってしまったか何かで少し怒られていた。僕も料理は興味はあるものの得意ではないので、料理慣れしている女性にイライラされるタイプであるから同情する。


流れているラジオからはドイツの曲ばかりがかかっていた。友人の彼氏曰く、今日は東西ドイツ統一の日で祝日だからだよ。とのこと。そんな愛国心が高まる日なのだろうか。ジンギスカンの曲もかかっていて、なつかしかった。

そんな感じで正直どこが旅のゴールかはわからなくなっており、とりあえず西に進むかということで途中でフランクフルトに寄ろうか考えていた。それを言うと友達が「旅としては面白くない場所だ」とのことなので行くのを止める。

そこでイエナからケルンへは6時間程かかるが、格安の直行バスがあったのでそれに乗車することにした。Wi-Fiも使えて充電器もあるらしいので旅の計画をバスの中で立てようと思う。

このドイツの友人にはケルンに日本人の友達がいるという同胞つながりで紹介してもらって、ケルン駅前で会うことにもなった。ドイツにはサッカー関係の日本人留学生が多くいて、その方もドイツでサッカーのコーチをされているようだった。

翌朝、バスに乗り西ドイツのケルンに向かう。こうしてドイツの友人と別れるのだった。しばらくこの友人とは会えないだろう・・だから達者でいて欲しい…最後に、友人は僕にパンをくれて見送ってくれた。

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RYOJI