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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.320:フィレンツェ(イタリア)にて


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こんにちは。先週に引き続き、水曜日は人との出会いを含めた旅コラムを書いていこうと思います。今日はイタリアのトスカーナ地方にあるフィレンツェについてです。

 

フィレンツェルネッサンスなどのイタリアの歴史を知らない人でも街並みを純粋に楽しむことができる美しい町だ。恐らく日本人の団体観光客や学生集団を見た感じだと日本の旅行ツアーはローマ、ベネチアなどと同じく旅程に含まれているんだろう。それほどの観光名所だ。

 

自分はローマから東のアドリア海に面した港町であるペスカーラらこの町に向かった。車を借りていないので効率が悪いがローマ駅経由でフィレンツェ向かう。ローマからフィレンツェへの切符はペスカーラ駅ですでに購入していたが、人生初のイタリア国鉄であり、あらかじめ切符に機械で刻印しなければいけないルールを知らずに乗車をした。

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駅員が切符をチェックしに来た時に僕は新幹線感覚で切符を見せると、「刻印(パンチ)がない、罰金は○○ユーロ(4000円くらい取られた気がする)だ」と何かの規定集を見せながら僕に言ってくる。

南ヨーロッパの電車は入口の改札がないのがほとんどで、短区間に物売りが入ったりなど、切符を買ってない人も普通に乗ってきたりするので、これは駅員を装った新手の詐欺だなと思って無視をしていた。しつこく罰金と言ってきて、イライラ。

すると隣のアメリカ人観光客のおばちゃんが、これは本当のルールで罰金を課せられることを教えてくれる。僕が「そんなのどこにも書いてなかったよ~」と愚痴を言っていたら、彼女は「ホント・・そう。私達の方が”パンチ”をしたいよね」と言って慰めてくれる。

ちなみに僕はフィレンツェとピサ間、ベネチアとベローナ間などでも切符を買ったのにパンチを忘れてしまった。が、その時は駅員が来ず、罰金を支払わなくても済んだ。


無賃乗車の分もこうしたペナルティを課すことで採算が取れているのだと思うので、無人駅を除いて全てに改札があり駅員が様々な対応を強いられる日本より合理的なシステムだとも思う。その一方で、インターネットで乗車確認できるシステムでもあれば良いなと思うのだった。

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フィレンツェに着くと、Airbnb(民泊)のホストの家に泊まりに行く。というのも、夏前の繁忙期で宿がなくホテルも価格が高騰していて、フィレンツェだけのために来ている訳ではない自分にとっては高くて払えなかった。

そして、その時に初めてAirbnbを利用したので、今と違って全く仕様がわかっておらず、事前に決済せず現地で払うものだと思っていた。実際には事前に決済しないと明確な住所がわからず、ホストもそういったゲストの問い合わせには原則応えない。


そこで、フィレンツェのカフェに入り店員と話していて、Airbnbを知っているかを尋ねた。そして、「この人の家の住所がわからなくて困っているんだけど・・」と話すと、店員はAirbnbを利用していて、本人確認した後にクレジットカードの登録し、そして決済しないと契約は成立しないよと根本的なことを教えてくれる。

また、この店員は親切で彼のアカウントでホストとコンタクトを取ってくれて、ホストがそのカフェに来て会うことができた。店員に感謝。翌日ここでカフェラテを購入。

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ホストはおばちゃんで「ちゃんと正規の流れで予約しないとダメだよ。今回だけ特別よ。友達として泊めるよ。」と言われ、「申し訳ございません・・」と謝る。

 

アパートに着くと、フィレンツェの中心部でかつ部屋が広く快適だった。息子がミラノかどこかに働きに行っているから空いているらしい。住んでいるのは母親と娘だけだった。


その夜にペスカーラの友人に紹介してもらった、日系イタリア人と会うことになった。今では友人で、彼が日本に来るときはいつも会っている仲だ。彼のバイクでフィレンツェの町を走り、体育館に行き、何という名前か忘れたが、彼はカーテンのようなものに絡みつきながらパフォーマンスするショーの練習に行った。

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彼以外はほぼ全員が女性。チャオとか言いながら体育館に入り、一人その練習を見ていた。1日目は疲れてフィレンツェを観光する気力もなかったので2時間ほど見てゆったりする。こんなショーがあるんだな~と興味深々。


練習後に彼とご飯を食べた。フィレンツェだけどナポリのピザを食す。彼からワインを一杯いただいた。その後、ジェラートも食べて全てが美味しくて感動した。さすがイタリア。

彼は日系ということもあって日本の情報が入りやすく、またアニメが好きなので、日本文化や日本人には興味があるようだった。そして、フィレンツェの暮らしについて色々と教えてもらったりする。

観光名所に物心ついた頃から育った人は、僕たち観光客とその町に対するイメージが違うので、新しい発見があったりするものだ。つまりは現実的な部分。また、観光客に人気な町の魅力というのは外部の人の方が知っているものであり、彼は「フィレンツェで育って良いよね」と言われるらしいが、別にそういう感覚で育っていないので彼らは魅力がわかっていないこともある。京都育ちの人が歴史に特別詳しい訳ではないのと同じだ。


聞いていると、イタリアは特に公共のサービスの質は日本ほど良くないので、日本のレベルを知ると暮らすのは少し厳しそうだが、公共サービスが良くない国は、それはそれで民間レベルでもある程度ゆるい環境があったり、なんでもシステマティックに管理したりせず、人と人と信頼関係を築く方が大事という考え方があったりして、それも魅力につながるんだが。

そんな夜、部屋に帰るとカギの使い方がわからずカギを壊して弁償という末路(笑)。日本の鍵と違い開け方が難しくてガチャガチャやっていたらAirbnbホストの娘がドアを開けてくれた。不審者に思われなくて良かった。 

翌日からはダンテの家などベタな観光名所も数日かけて周る。

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聖堂(ドゥオーモ)の天井まで登って街を眺めフィレンツェを感じ・・・

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そして、次はジョットの鐘塔を登ってから逆サイドから再び街を一望して、またフィレンツェを感じる。確かどちらかで日本人の学生が落書きをして謝罪しに行って、逆に落書きで謝罪することに対しビックリされたという逸話もある。

 

やはりルネッサンスも含めてフィレンツェの文明はとても発達していたなぁと感じながらピサに向かうのであった。

 

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