世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.289:ペスカーラ(イタリア)にて


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こんにちは。先週から週3日の更新で、毎週水曜日は人との出会いを含めた旅コラムを書いていこうと思います。

 

今日はアヴルッツォ州でアドリア海に面した港町ペスカーラについてです。ここは在日イタリア人の友人の出身地であったため、友人は日本に住んでいてそこには居ないが友人の友人を紹介してくれたこともありノリで行ってみました。

 

ローマからペスカーラはバスで行くのが早く、バスターミナルから3時間程で行くことができる。バスの出発地がいまいちわからず、色々な人に聞きながら到着した。

 

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アブルッツォ州は山が多く、また晴れていたのもあって、窓から山の景色を楽しみながら向かうことができた。ペスカーラのバスターミナルは国鉄ペスカーラ駅のすぐそば。なので、ついでに次に向かうフィレンツェまでの切符を探す。フィレンツェに行くにはバスでローマに引き返してから行った方が良いみたい。

 

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ペスカーラ駅)

 

この駅で友人の友人と(初めて)会う。この友人は車で迎えに来てくれた。彼は現在、日本に来ている。日本が好きなようで、ドラゴンボールを見て育ったという90年代に育った日本人少年と同じ感じで話も合う。彼の家に泊まらせてもらっていたが、なつかしいドラゴンボールのステッカーやカードなどが並んでいた。

 

ペスカーラアドリア海に面したビーチがあるため、夏は国内から多くの観光客が訪れる。しかし、外国からはあまり観光客は訪れないみたい。勝手なイメージだがイギリス人やドイツ人くらいだろうか。そのため、日本人は皆無であった。

 

また、他のイタリア人に「ペスカーラに行った」と告げると「何しに行ったの?」と言われるくらい外国人観光客には似合わない街のようだった。でも、のどかでとても良かった。イタリアは観光地が多すぎるのでイタリア人の普通の生活が知れて楽しい街。

 

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友人がブースを出しているということで地元の家族向けのイベントに参加して、子どものバレエなどを見ることに。平和だな~。誰の子かわからないが、拍手。

 

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友人とビーチ沿いを歩く。アドリア海を見ると向こう側のギリシャを思い出す。

 

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友人達は空手などの日本文化が好きで、また日本のアニメが好きなので、この街で比較的に有名な日本のアニメとアメコミのショップに連れていってもらう。店長とも挨拶をした。仕事として日本のグッズをこの店に送るつもりだ。 

 

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メインストリート。日曜日は混んでいました。夏前だったのでジェラートが美味しかった。

 

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ペスカーラは港町。港には漁船だけではなく、プライベートの船も多く停泊しているようだった。お金持ちはクルーズで休みの日に家族と出かけるのだろうか。

 

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失礼だが観光地らしい観光地はないので、友人達と遊びながらブラブラしていた。とても良い公園も発見した。イタリアなので基本的に料理は美味しいが、郷土料理は全く食べなかった。

 

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港がストリートファイターのステージに出てきそうな感じだったので、イタリアの友人に教えてもらったドラゴンボールのアプリを使って、写真を編集して遊んびました(笑)

 

以上、アブルッツォはペスカーラについてでした。ちなみに、サラミなどで有名なアブルッツォ料理は日本で唯一、早稲田にあるようです。店長もアブルッツォ出身で、イタリア大使館でも料理を作っていたとか。機会があれば訪れてみたいと思うのでした。

 

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