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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.287:週刊国際ニュース.Vol.22


Yesterdays news

(Mick Baker)rooster

 

こんにちは。先週に続いて毎週土曜日は独自の視点と勝手な解説付きの週刊国際ニュースVol.22をお届けします!日本だと雰囲気的に国際ニュースがフォーカスされづらいのと、もう少し幅広い地域のニュースを知れたら良いよな・・なら自分から書いてしまおう!と思って始めました。今週はハロウィンパーティから更新しております…

 

さて、先週の土曜日(10月24日)から今週の金曜日(10月30日)の間に起きたこととして気になったのは、東京でトルコ人とクルド人が総選挙巡り衝突、米国と中国が南シナ海で緊張、アフガニスタンで大地震FRBゼロ金利政策維持、中国が一人っ子政策廃止、米・ロ・サウジ・イランなどがウィーンで外相会談、ポーランド総選挙で保守派内閣発足へ、ロシアが月へ有人の月面探査を計画、兵馬俑展が東京で開催!などなどです。

 ・トルコ大使館前でトルコ人とクルド人が衝突

11月1日のトルコの総選挙を前に、25日に渋谷区にあるトルコ大使館前でトルコ人とクルド人の間で乱闘が起こりました。600名程が現場にいたようです。このブログでも6月頃に取り上げましたが、前回のトルコ総選挙クルド人政党が躍進したものの、連立交渉がまとまらず再び選挙することになっていました。ちなみに、埼玉県の(わらび)市にクルド系の人たちは多く住んでいます。ワラビスタンという名も付いています。下記は前回のトルコ総選挙に対する当ブログの記事です。参考にしていただければ幸いです。

 

・トルコ総選挙、与党の議席数が過半数に届かず 大統領権限拡大を目指すエルドアン大統領の憲法改正が難しくなり、またトルコリラも下落していました。選挙集会中にテロも起きた今回の選挙でしたが、野党のクルド系の勢力も強まっているので、クルド人が多いイランやイラクに影響も出ていきそうです。正直、エルドアン大統領の政策や憲法改正案については全く状況を知りませんが。。 参考:クルド人とは

週刊国際ニュース.Vol.2 - 世界の記述

 

・米国イージス駆逐艦南シナ海を航行へ

中国が建設している南シナ海南沙諸島)にある人工島の周辺を、27日にアメリカ海軍の駆逐艦が航行しました。これを受けて米中間で緊張感が走っていました。米中の対話が目的の一つでもあり武力衝突はなく両国のパフォーマンスだろうと予想されていました。実際に29日にテレビ電話で会談が行われたようです。しかし、今までアメリカとロシア間では行われてきましたが、外交のためにアメリカと中国の間でも緊張が起きる状況をこれからも作られるのかと思うと、ベトナム、フィリピン、日本などにとっては少し物騒ですね。

アフガニスタン地震

26日にアフガニスタン北東部でM7.5の大きな地震がありました。また、タリバンが活動している地域というのもあり救助活動は難航しているようです。隣接するパキスタンでは250人近くの死者が確認されています。(震源地のアフガニスタンでは100人以上が死亡が確認されています)アフガニスタンに駐留延長を決めた米軍が救助に動ける状態にあると良いのですが・・。

・米国FRBゼロ金利政策維持

雇用の増加が鈍化したとして、FRBは利上げをせずにゼロ金利の維持を決めました。しかし、年内には利上げを行う可能性もあるとか。雇用状況が指標になるのは、金利が安いと企業は資金を借りやすくなるためお金の流れが生まれやすく、結果的に雇用を支えることがあって連動する側面があるからでしょうか。また、FRBの利上げが注目されているのは、(米国企業の返済額が増えるため)株安が進む懸念もありますが、日本人としては円が売られて金利のつく米ドルが買われることで円安が進む懸念の方が強いと個人的には思っています。投資家以外に私たちの生活にも影響する問題でもありますし。

・中国、一人っ子政策廃止へ

29日に中国共産党の会議(五中全会)で30年以上続けた一人っ子政策を廃止することが決まったようです。中国も高齢化が深刻に進む国として有名ですが、労働不足を解消したいのでしょう。一人っ子政策で子どもが限られたことで、貧しい家庭の子どもが売られたり誘拐されたりする悲劇が続いていますから、まずそこら辺を解消できたらなと個人的には期待しています。この会議は恐らく五カ年計画などを決めている会議かと思います。中国は所得倍増など様々な計画を目標として掲げています。個人的には中国の移民政策が気になります。

日中韓首脳会談開催へ

11月1日に日中韓、11月2日には日韓首脳会談が開催されるとのことです。日韓首脳の単独会談は初めてのような気がします。中国もいるので気まずい所があるかもしれませんが、歴史認識以外に現在の国際情勢を踏まえたテーマの会談もして欲しいなと思うのでした。従軍慰安婦問題については語られるとは思いますが。

ローマ法王庁同性婚に関しては従来の姿勢を維持

ローマ法王庁バチカン)で様々な社会テーマについて議論されました。カトリックの価値観を考える上で重要な議論ですが、注目されたのは同性婚に関してです。特にヨーロッパでは同性婚への理解が進んでいるのが背景にありますが、保守派の意見が勝り、同性婚は認めない立場が強調されました。

・トルコでイスラム国との銃撃戦が起こる

26日にトルコ南東部のディヤルバクルで警官とイスラム国との間で戦闘が起き、警官2人とイスラム国の7人が死亡しました。トルコのアンカラのテロではイスラム国の関与が疑われていますが、同時にトルコはクルド労働者党(PKK)とも同時に対抗姿勢を示しています。トルコ内での衝突はここ半年でかなり増えているように思います。

・トルコのテレビ局に機動隊が突入

28日にイスタンブールのテレビ局2社に機動隊が突入し放送を中止させる事件がありました。選挙を控えていることからか、反政府系メディアを摘発する目的があったようです。デモも含めて言論(報道)の自由が問われそうです。

・ウィーンでシリアを巡り大国交えた協議始まる

まだ情報は少ないのですが、昨日30日の金曜日にアメリカ、ロシア、サウジアラビア、トルコ、イランなどの外相がウィーンに集まりシリア問題解決に向けて協議を行ったようです。EUやレバノンなども参加するという話も聞いています。アメリカ、ロシア、サウジアラビア、イランが参加しているのはとても大きいと思うので建設的な会話をして欲しいですね。米国とロシア、サウジアラビアとイランは常に政治的にかみ合っていないからです。

参考:イラン外相がウィーンに出発

 

ポーランドで右派が過半数の議席獲得見通し

25日に上下両院選挙が行われ、首相が率いる政党を上回り、保守野党「法と正義」が上下両院で過半数の議席を獲得しました。欧州の一大問題と言えば難民問題ですが、ポーランドは他の東欧諸国と同様に受け入れに難色を示していました。その流れは加速するでしょう。新しい内閣は女性が首相です。この選挙の話はポーランドの友人と半年くらい前に居酒屋で話したことがあったので取り上げてみました。

北朝鮮の国民5万人以上が海外労働へ

28日に国連の人権問題担当者が、北朝鮮は国民5万以上を強制的に海外労働をさせているとする報告書を提出したそうです。外貨の取得が主な目的とのことですが、強制労働ではないかと問題視されています。送られる先はつながりが深いロシア、中国が多いようですが、欧州のポーランドやアフリカのアンゴラなども含まれています。

 

★今週の個人的に興味深かった記事を紹介します

www.afpbb.com

個人的には嬉しいニュースでした。今回はロシアが「女性だけ」という少し変わった条件にし、女性6人が模擬宇宙船に乗り込んだということです。最終目的としては有人で月へ往復旅行することです。2029年頃でしょうか?個人的に人が宇宙に行く計画があることだけでもとても興奮するニュースでした。中国も有人月面探査を計画しているので、どんどん、宇宙の存在が近くなって欲しいですね。バックパッカーも宇宙や月に行く時代が来ると本気で思っているので・・。

 

www.asahi.com

 

上野で兵馬俑が開催されるようです。自分で歴史小説を書いてしまうほど始皇帝項羽と劉邦が争った時代の中国史が好きな自分は思わず反応してしまいました。また、僕は中国の西方を旅したことがなく兵馬俑がある本家の西安にも行ったことがありません。今はキングダムというマンガがこの時代を描いていて人気らしく、注目されそうですね。始皇帝とは初めて中央集権国家を造り、皇帝という概念を作った人物で、兵馬俑など沢山の歴史的遺産を残して来ました。この展示によってその壮大さが皆さんにもわかると思います。10年くらいに僕は行きましたが、確かその10年前も上野で開催されていたような。

 

※微力ながら極東、中東、ヨーロッパなどの国際関連ニュースの簡単な解説を個別にも行っております。質問や国際情勢に関して興味がある方はこちらから、基本的なことでお構いませんので、ご連絡くださいませ。また万一に情報に誤りがある場合もご連絡いただけると幸いです。

  

RYOJI 

 

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