No.286:ミンスク(ベラルーシ)にて
こんにちは。いきなり私的なことですが、このブログの定期更新を始めたのが丁度一年前で、最低1年は習慣付けたいと思って書き続けていました。しかし、別のサイトの運営もあったりして、また1年経ったことだし・・ということで少しペースを緩めて)今週から週3日のブログ更新とさせていただきます!笑
ということで、毎週水曜日は人との出会いを含めた旅コラムを書いていこうと思います。このブログでも度々ベラルーシに関する記事を記載していますが、今日は現在ツアー中でもある聖飢魔Ⅱ(80年~90年代に活躍したロックバンド)のデーモン閣下が好きな、ベラルーシ人とのミンスクでの交流について書いていきます。
ベラルーシへはトランジット(通過)ビザにてリトアニアから訪問した。通過ビザでの旅行のため48時間しか居られないため、ミンスクのみの観光となった。(一般的な旅行記に関しては丁度、1年前に記載したので見ていただけると嬉しいです。)
ベラルーシはヨーロッパの中でも閉鎖的な国のため、旧ソ連系の国以外とはそこまで交流がない印象を受ける国です。しかし、僕はベラルーシ人とは交流があり、そこまで遠い国という印象はあまりなかった。
それは冒頭にも記載した聖飢魔Ⅱのミサ(ライブ)で繋がっていたからだ。今彼らはデビュー30周年ということで現在ツアーを行っているが、99年の解散から20周年、25周年と節目の年に再結成をしている。その2010年の25周年のツアーを通して知り合った。(僕は聖飢魔Ⅱのドラムが好きなので、毎回ミサ(ライブ)を観に行っています)
当時、僕は旧ソ連系のへの国への感度が薄く、東欧のどこかの国か〜という程度で話していた。まさか、その国に行くことになるとは(笑)
(道幅が広い旧ソ連諸国らしい大通り)
リトアニアのビリニュスにいる時から会おう!と連絡をしていた。ビリニュス駅からミンスク駅までは国境越えも含めて、たった4時間くらいで、日が明るいうちに到着した。駅の待ち合わせ場所で友人と会う。
女性だが坊主になっていてビックリした。仏教や神道にも興味があり、基本的に日本の文化が好きというのがわかった。日本風の庭園がある公園にも案内してくれた。
そもそも聖飢魔Ⅱをどう知ったのか?と聞くと、アニメが始まりらしく、ブリーチというアニメのキャラソンをデーモン閣下が作曲若しくは歌っていたことがきっかけらしい。アニメのパワーはベラルーシでも強いのかぁと感心する。
(ミンスク中心部)
また彼女は航空機マニアで、どこか旧ソ連諸国出身らしい(?)感じもした。道を歩いている時に、上空に飛行機が飛んでおり、彼女はスマホを空にかかげる。「何やってるの?」と聞くと「あれが何の便かを知るために測っている」と言う。
そういうアプリがあるようだ。すると、「これは成田からローマ行きの便で、機体は●●●だね。」と言う。すごい時代だな~。また、聖飢魔Ⅱをメタルバンドと一言で言えない所もあるが、彼女は聖飢魔Ⅱが好きなのでメタルスタイルの音楽は基本的に好きなようだった。
その後に他のベラルーシ人も混ぜて会食をした。写真を撮る時に僕は反射的にアロハサインやグッドサインになってしまうが、彼女はピース(ビクトリー)サインでもなく、メロイックサインオンリーだ(笑)
そして今年の春ごろに聖飢魔Ⅱがまたツアーをするという情報を聞いて、彼女に報告した。秋ごろにツアーをやるみたいだけど日本に来たら会おうと。直前になり、また連絡したものの「お金がなくて無理」という返事をもらうことに。
しかし、僕は先週の10月19日に東京国際フォーラムで開かれた聖飢魔Ⅱのミサ(ライブ)には友人のご厚意があり観に行くことができた。そのため、彼女にも報告したのであった。
趣味などでつながった外国出身の友人の地元を訪問する旅というのは、友人の別の顔、例えばその国の人らしい面も見えて面白いものがあったりするのだった。
下記は今回の再集結に合わせて発売されたアルバムです。「真昼の月」など今までに公開されていなかったバージョンで聴くことができるようです。
RYOJI