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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

No.251:モスクワ(ロシア)にて

ロシア

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こんにちは。先週に引き続き、金曜日は人との出会いを含めた旅コラムを書いていこうと思います。

 

僕はモスクワには二回行ったことがある。VKというロシアのSNSがあって、そこで薦められて僕は日本語コミュニティに参加していた。そこを通じて僕を知ったのか、僕に連絡してくれた女性がいた。最初は日本とかロシアについてなど建前の異文化交流を続けていたが、色々な考え方を巡りケンカする仲にまで発展した(笑)

 

モスクワはロシアの中でも交通の要所なので、ここから僕はサンクトペテルブルクを目指したり、ローマを目指したことがあった。 1度目はただ赤の広場でコサックダンスを踊ったりしながら遊び、2回目は急にも関わらず家に泊まって良いよ!言われていたので、図々しいが泊まらせてもらうことになった。

 

自国であるロシアが大好きな彼女は、第二次世界大戦に対する考え方でよく僕と考えがぶつかって口論に。お互いが自分の国が大好きなので仕方がない。ただ、意見が違うにしても僕は自分の国が好きな人は正直言って好きだ。馴れ合いは良くないし。彼女はロシアも日本もインドも好きで、中でも日本が一番好きな国らしい。日本人として嬉しいことだ。 

 

色々なロシア人の女の子と話したが、アニメの「セーラームーン」はかなりロシア人の対日感情を良くしていると思う(笑)彼女もセーラームーンから日本に興味を持ったようで、やっぱり!とその場でうなずいた。今ではアニメを越えて色々な日本的なことに興味を持っている。山Pまで。僕はこの友人のおかげでモスクワを案内してもらい、一週間ほどモスクワに滞在して充実した日々を送ることができた。

 

そして、彼女の自宅のテレビからは連日ウクライナ情勢の報道が流れている。僕が行った時は昨年の「ミンスク合意」がされる前で内戦が激しかったからだ。少しロシア寄りに偏った報道も多かったように思う。日本だと多分、逆な形で報道されているんだろうなと思いながらテレビを観ていた。そして、よく「どう思う?」と聞かれるのだった。別に政治的な意見が違っても両国の友達は友達だから正直に応えた。

 

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他のモスクワの友達と会うためにレノボがスポンサーの野外ライブに行くことに。(今年も明日土曜日からやるみたいです)この友達にも「どうせだったら一緒に行こうよ!」と誘う。僕の友達も何人か友達を誘ってきていて、それぞれと挨拶。そこに一人、ずっとイヤホンで音楽を聴いているロッカーの女の子がいた。まだ若そうだったので馴れ合いが嫌いそうだった。なんか、こびたくない感じが10代の頃の自分に似ている(笑)

 

翌日にモスクワ市内にある日本食レストランに行ったりした。食事中に楽しそうな友人を見て、「なんでこんなに日本が好きなんだろう」と不思議にも思った。でも、まだ日本には来たことはない。ロシア人はビザや旅行代理店が必要なので、EUの人と比べると日本で自由な旅ができないからだろう。自由な旅がしたい人にとってはパックツアーは正直苦痛なので、それも一つの理由だと思った。 

 

友人は体を悪くして日本へまだ来れていないのだが、ボソッと「やっと今年、念願の夢である日本に行くことができる」と言っていたのは忘れられなかったな。政治的な問題があるにせよ、自由に僕はロシアを旅しているものの友人は事実上それができていないのが可哀想に思えた。それは確かに不公平かもしれない・・と考えるのだった。冷戦の温床だろう。そこで、僕はそんなに日本に興味があるならと、1年以上、友人に日本のことや情報を送っている。

 

そして、ついに今年の9月に日本へ来ることができるかが決まるようだ。その時は、一緒に東京で150%楽しもうと思う。数十年も日本に興味があると、かなり期待が高まっているはずだから、その期待通りでなくなる可能性も高く含んでいる。そのために必要であれば僕がより「日本人らしく」することもいとわない(笑)ただ住むとなったら、日本の本音の部分は早く見ていた方が良いと思う。

 

考え方の違いでしょっちゅう口論していて東京でも喧嘩しそうだが、本当に大切な友人である。ロシアの人は無口なイメージがあるが、その一線を越えると本音で話し合うような文化がある気もした。親しき仲に礼儀ありの日本人とは少し違う文化だ。

 

僕は猫アレルギーで、友人の家には猫がいたので常にくしゃみをしていた。そんなに話した機会がないにも関わらず、僕をすごい心配してくれた。「え?何のこと?はっくしょん!笑」と誤魔化していた。すると、じゃあもう「心配しないよ!君の健康の問題だから私には関係ない」とキレられる。しかし、翌日にはアレルギーの薬を買ってくれていた・・。

 

この友人を始めとして日本に興味があるというロシア人にはよく助けられたと思う。政治的にはあまり仲が良くないみたいだが、僕みたいなごく普通の「日本人」にもっと彼らと文化交流を進めてもらいたい気もする。

 

あまり交流がない国に住んでいて日本に興味がある人に対して、積極的にニーズに応えてあげよう!と気合が入るきっかけとなった友人の一人でもあった。去年に初めて、マトリョーシカを知ったくらいだから・・。

  

RYOJI

 

 

池上彰のそこが知りたい! ロシア

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