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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

週刊国際ニュースVol.7


News of the World

Surreal Name Given

 

こんにちは。さて、いつまで続けられるかわからない新企画、先週に続いて今週も毎週土曜日に独断と偏見で語る週刊国際ニュースVol.7をお届けします!自分の情報量では少し書くのはキツい所もありますが、これもメディアかポータルサイトの運営を構想して作成しているのでその下積みとして書きます!!

 

さて、先週の土曜日(7月11日)から今週の金曜日(7月17日)の間に起きたこととして気になったのは、イラン核協議が最終合意、ECBなどギリシャ支援を決定、日中安保対話、エジプトのシナイ半島で交戦、タイ政府ウイグル密入国者をトルコへ移送、ボコハラムによるテロ相次ぐ、ウラジオストク「自由港」へ、アフガニスタンでテロ、マレーシア航空機がウクライナで墜落してから1年などです。

 

・イラン核協議が最終合意へ

7月14日に二度に渡る延長の末、イランと欧米露中の6ヵ国との間で行われた核協議の最終合意がなされました。イランの経済制裁は解除され、ロウハニ大統領は国際社会との協調が始まったと演説したようです。彼のツイートを見ると、IAEA天野事務局長との合意の様子がうかがえます。

 

Just now, Iran and @iaeaorg agree to accelerate cooperation with aim to fully resolve all prior issues. #IranTalks pic.twitter.com/MjtKsfCvsO

— Hassan Rouhani (@HassanRouhani) 2015, 7月 14

 

少しひねくれている自分はアメリカやEU諸国などは何でこんなにイランに対して上から目線なんだろうと思ったりもしましたが、平和第一。首都のテヘランの一部では祝賀ムードだったとか。一方でイランと敵対関係のイスラエルのネタニヤフ首相は六ヵ国を批判するという予想通りの発言をしていました。 

 

・ECBなどがギリシャ支援を決定

ギリシャ議会はEU各国から要求されていた財政改革の関連法案を採決し、ECB(中央銀行)などがギリシャ金融支援を行うことを決定しました。EU各国が9500億円を融資をすることで、今月20日に期限となっていたECBへの国債の償還に当てることが可能に。また、近々ギリシャの銀行も通常営業を再開する模様です。

 

前回のこの国際ニュースで「国民投票は一体何だったんだろう」というようなことを書きましたが、ギリシャではやはり今回の採決に対して大きなデモがありました。しかし、前回の投票で言う所の賛成派の人達にとっては都合の良い結果になった形に。国民とEUの要求の板挟みで、チプラス首相も現実的な路線を歩む決意したのでしょうか。財政改革案として、ギリシャVAT付加価値税増税や年金制度の見直しがなされます。(VATは日本で言う所の消費税ですが、消費者からではなく事業者の儲けに対して課税される税金です。)

 

・日本と中国が安全保障対話

16日に日中両国による安全保障に関する対話が行われたようです。中国側から日本で安保関連法案が可決されたことに対する指摘を受け、日本の安全保障局長は「特定の国を懸念して対応した訳ではない」とうまく伝えていたようです。今週、安保関連法案の可決は日本では大騒ぎになりましたが、こうやって日本と中国の対話があることは重要かなと思いました。中国の孫子も言っていました。戦わずして勝つのがベストだと。そのために外交があるのですからね。実際に水面下で南シナ海問題などでは米軍と中国軍はすでに動いていると思いますが・・

 

・エジプトシナイ半島で交戦

16日にイスラム国傘下とも言われる武装勢力シナイ州」とエジプト軍がシナイ半島の地域で交戦したとのことです。死者は出ていないのですが、内戦という形になりました。このシナイ州とエジプトとの対立は続いていますが、これもまた他勢力と複雑に絡み合い過ぎて、混乱して僕も思考停止しがちな情勢です。シナイ地方に僕は行ったことがないですが、個人的にシナイ半島というと出エジプトをしたモーゼを連想する所です・・。

 

・タイ政府、中国からのウイグル人密入国者をトルコへ移送

中国からトルコに移るウイグル系の人が増えていますが、元々ウイグルはトルコ系なので、そのつながりがあるのでしょうか。トルコ系民族と言うと今はあのアナトリア半島(小アジア)にいる人たちをイメージしますが、元々は中国の北方から移動してきた民族だったと記憶しています。突厥(とっけつ)など。

 

前にタイはウイグル密入国者を中国に強制送還して国際社会から非難を受けていたようで、今回は11日にトルコへ送ったようです。国際社会からの非難と言っても、主にアメリカやEU諸国だと思いますが、タイも中国とアメリカの板挟みの状況に置かれているのが伺えます。

 

ウイグルは中国が抱える大きな民族問題の一つで、僕も民族問題に敏感な方で、チベットや香港や台湾などと同じようにウイグルも一応「ウイグル」として英語では語ります。Chineseと言うべきではないよな・・というような変な気配りを僕はしてしまいます。全く関係ないですが昨年の夏に新宿にあるウイグル料理屋に友人と行きました。

 

・チャドやナイジェリアでボコハラムによるテロが再び起きる

11日に再びチャドの首都ンジャメナでボコハラムによるテロが起き、15名が死亡しました。また、同時にナイジェリアでもテロが起きたとのこと。チャドやナイジェリア政府は掃討作戦を行っていて、彼らと対峙しています。

 

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の追悼儀式が行われる

セルビア人勢力によって、イスラム系の人たちが8000名程虐殺されたとされており、それから20年が経過したといことで追悼式典が11日に行われました。数万人が参列し、セルビアの首相もこの事件を改めて非難したそうです。

 

ユーゴスラビア7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、1つの国家と呼ばれて、民族対立が絶えない地域と言う印象があると思います。まず、僕も「民族浄化」という言葉をこのユーゴ紛争で知りました。しかし、こういった民族や宗教などの括りが、周辺国家の干渉によって扇動された面はあったと思います。つまり、民族融和を謳うことが逆に変な勢力を入り込ませる隙を与えるという人間の難しい「縄張り意識」を感じさせる事件です。

 

・中国残留孤児の方達が中国訪問

満州などにおいて、戦争による混乱で親を亡くした日本人の孤児(中国残留孤児)が、中国人の養父母によって育てられるケースがありました。そこで当時孤児であった方達が、13日にハルビンにある記念碑を訪れてお参りしたようです。血のつながっていない親子の愛情が垣間見えて感動しました。しかも国境を越えているのは素晴らしいですね。日中関係って基本的に悪いニュースが報道されがちなので、こういうエピソードは心が温まりますね。

 

ウラジオストク「自由港」として法案可決

ロシア政府が言う「自由港」という定義は詳しく知りませんが、ロシア政府は13日にウラジオストクやその周辺(ナホトカなど)を特別経済地域にすることで法律が制定しました。ビザの緩和なども要件に入っています。以前から日本人は「72時間以内の滞在」ならビザ無しで旅行できるようになるという話は聞いていましたが、それも実現するのでしょうか。ウクライナ問題と、天然ガス共同開発の進展が課題かもしれませんが。(ウラジオストクは良い所でした!このブログにも記載しています!)

 

アフガニスタンでテロ

12日にアフガニスタン東部でテロが起き、33人が死亡しました。治安悪化が懸念されているようです。依然としてアフガニスタンタリバンと治安部隊との戦闘が繰り広げられています。

 

ウクライナでマレーシア航空機墜落から1年

親ロシア派とウクライナの戦闘が続く中で、ウクライナ上空で追撃されて乗客298名全員が犠牲となった事件から17日で1年が経ちました。未だに双方がこの事件の濡れ衣を着せあっているのが現状です。乗客はオランダ人が多かったと思いますが、旅で会ったウクライナ人の知り合いの知り合いも犠牲になってしまったらしく、その世界の狭さにゾッとしました。僕はこの後にウクライナに行くことになるのですが。

 

以上、皆さんが気になったニュースはありましたか?その他のニュースとしては、混沌としているシリアのアレッポでは世界遺産がテロリストによって破壊される懸念が高まっていることが個人的には心配です。一度行われると、それがテロリストのファッションになりかねないので遺産を壊すのだけは止めて欲しいです。中東は人類文明の発祥地ですし・・。

 

依然として、南米のニュースはローマ法王関連とサッカーしか追いかけられませんでした・・僕はジャーナリストでも何でもないですが、個人的に早く世界を一通りわかりたいなと思っているので、なるべく中南米の情報もチェックしつつ、これからも自分なりに書いていければと思います。世界の記述!!

 

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