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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

週刊国際ニュース.Vol.2

国際情勢

News of the World

Surreal Name Given

 

こんにちは。今日の区営ジムはお年寄りだけでなく同世代も居て、なぜだがいつもより勝手に気合が入りました。さて、いつまで続けられるかわかりませんが、先週に続いて今週も毎週土曜日の独断と偏見で語る国際週刊ニュースVol.2をお届けします。

 

先週の土曜日から今週の金曜日に起きたこととして気になったのは、安倍首相ウクライナ訪問、G7サミット始まる、プーチン大統領イタリア訪問、漂流するロヒンギャ族、トルコ総選挙開票、ギリシャ首相と独仏首脳の会談、シリア・イラク・イエメン情勢不安などです。

 

・安倍首相ウクライナ訪問

 

6日、安倍首相は予定通りにキエフでポロシェンコ大統領と会談しました。そして、予想通りウクライナを擁護しロシアを非難する形となりました。ミンスク合意ウクライナ停戦合意)違反に遺憾の意を示し、ロシアへの経済制裁は維持すると発言したとのこと。ちょうど今、この話をウクライナの友人と話していました・・。

 

・G7サミットで中国やロシアに厳しい姿勢を見せる

 

7日から始まったG7サミットですが、先週のブログでも予想した通り、南シナ海進出に関して中国を非難し、ウクライナ情勢の関与でロシアに対して経済制裁を継続する形に。ロシアや中国にしてみれば、G7サミットは他主要国に政治的なパフォーマンスを取られる場となりました。

 

欧州各国はロシアへの経済制裁には慎重な傾向もあり、また中国の南シナ海問題は直接関係ない地域なので、日米と温度差があって立場を示さないと個人的に思っていました。しかし、今回は日米に同調して非難をしていました。特に日仏首脳会談では、日本が示した中国の南シナ海進出の懸念に対してオランド大統領は共感していました。

 

イラク情勢についても語られ、オバマ大統領とイラクのアバディ首相が会談していたそうです。先月(?)のイスラム国に制圧されたラマディに関しては、イラク首相は一時的なものだと希望的観測で話していました。

 

G7のメインテーマであったウクライナ南シナ海の問題に関しては、日本とアメリカの発言権が強い印象を受けました。そこで、中国は「欧州が日米と共に中国に干渉するのは誤った選択だ」とし反対していました。しかし、同じく非難されているロシアのプーチン大統領と言えばG7の1つイタリアへ訪問して少し歩み寄ることに・・

 

プーチン大統領イタリア訪問

 

10日にプーチン大統領万博が開かれているイタリアのミラノを訪問し、イタリア首相と会談しました。イタリアの経済悪化にもつながると経済制裁を行うG7を非難する一方で、各国と個別には交渉する余地があることをイタリアに示し、ミンスク合意が解決につながるという考えを共有したとのことです。

 

このようにロシアが、ロシアに対する考えに温度差があるG7の国に揺さぶりをかける一方で、解決に動いているのは少し良いニュースだなと個人的に思いました。しかし、ウクライナ情勢が落ち着くと、また新たな争いを作り出したり、顔を出してくる国が出てくるのが外交の歴史でもあります。次は南シナ海に進出する中国に対してイザコザがより起きそうだなとも思うのでした。武力衝突は絶対に避けたいものです。

 

南沙諸島で中国の岩礁埋め立て進む

 

新たな火種となりそうな南沙諸島で中国は人口の島を完成させ、今週に滑走路なども着々と建設している様子が確認されました。中国を非難する日本と米国、そしてオーストラリアや日米の支えが欲しいフィリピンはこれからが正念場になりそうです。

 

・シリア、アサド政権側からの空爆で49名が死亡

 

シリア北西部で、アサド政権と現地で活動しているアルカイダ系反政府組織との戦闘が行われており、今回49人が死亡してしまいました。シリア内戦は国際世論として関心が無くなってきていますが、依然危機的な状況です。

 

バングラデシュ難民150人がミャンマーから送還

 

ミャンマー沖を漂流していたバングラデシュ難民が8日ミャンマーからバングラデシュへ送還されました。中にはミャンマーロヒンギャ族も含まれているとのこと。ロヒンギャ族ミャンマーとその隣国のバングラデシュでも立場が弱く、また両国の市民権を持たず、他の東南アジア諸国が受け入れを拒否して多くが海上に漂流していました。

 

このような立場の弱い人達は犯罪組織に人身売買(難民ビジネス)が行われるのが人間社会の闇ですが、彼らが虐待などによって死亡したとされる「集団墓地」がタイやマレーシアで見つかり波紋を呼んでいます。タイの地元警察や政治家も関与しているなど問題が今出てきているようです。逆に取り締まりが強められることで犯罪組織による彼らの密航ができず、今回のような漂流が続いたようです。東南アジア諸国は難民の受け入れが課題に。

 

参考:

www.newsweekjapan.jp

 

・イエメン武装勢力サウジアラビアに弾道ミサイル発射

 

3月以降、サウジアラビアがイエメンの武装勢力に向けて攻撃を繰り返して数千人が死亡しましたが、6日未明にイエメン武装勢力の方からミサイル発射をしたようです。(サウジアラビアは迎撃しました)この組織は親イラン組織とも言われ、サウジ(スンニ派)とイラン(シーア派)の対立関係が浮き彫りになってるような印象。

 

元々、イエメンは一つの国民国家としてのまとまりが弱い国で、内政干渉を受けやすいと感じます。実際にアルカイダが支配地域を広げており、イスラム国までも爆弾テロを3月に行っています。次にイエメンが内戦状態になるようなことは避けたいです。万一そうなった場合、とうとう中東の国境が無意味になる時代が来るのではないかと思います。

 

・トルコ総選挙、与党の議席数が過半数に届かず

 

大統領権限拡大を目指すエルドアン大統領の憲法改正が難しくなり、またトルコリラも下落していました。選挙集会中にテロも起きた今回の選挙でしたが、野党のクルド系の勢力も強まっているので、クルド人が多いイランやイラクに影響も出ていきそうです。正直、エルドアン大統領の政策や憲法改正案については全く状況を知りませんが。。

 

参考:クルド人とは

 

・韓国、日本の世界遺産登録申請を非難

 

再び妥協案を出したりと続いているようですが、遺産に良し悪しというのは、そもそも関係あるのか?と根本として思うのでした。こればかりは、感情的な理由はわかっても韓国の政治的な意図がわかりません。

 

世界遺産として認められることで強制労働など日本の立場を追及しにくくなる可能性でもあるのでしょうか。日本の落ち度を探そうと思えば、どこからでもネタを探せそうですが。それよりも韓国の国内政府への批判をそらすためのパフォーマンスを維持したいなのか、ただの嫌がらせなのか、解釈の難しいニュースです。

 

ギリシャ首相、ドイツ・フランス首脳と会談

 

10日、ギリシャ、チプラス首相がドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領と会談しました。ギリシャへの金融支援は今月末でそのプログラムは終了するので大詰めに。ドイツの緊縮財政の要求に、チプラス首相は反対して難航していたが、ギリシャからある程度の確約を得られれば、ドイツは救済融資を実行するという見方も。正直、ギリシャユーロ離脱はどうしても阻止したい所だと思います。

 

・シリア、イラク情勢不安つづく

 

6月10日にはシリアでクルド人勢力とイスラム国が戦闘になり、数千人の難民が避難を開始しました。トルコ側の難民受け入れが迫られています。そして、前述したG7のニュースの所にも記載しましたが、イスラム国が支配するラマディ奪還に向けてイラク治安部隊の支援を行うため、同日アメリカのオバマ大統領は米兵450名を派遣すると発言。

 

長い間戦闘が続くと、支配している武装勢力に対して異教徒や異民族にあたる立場の人達は悲惨な状態になりやすいです。対象が異教徒の場合は宗教上で禁止されている論理でも自己解釈する余地ができるのも一理あると思います。中でも女性や子どもの立場は弱く、実際に人身売買もされていて状況はより悲惨になっています。

 

・・と今週も国際ニュースを振り返ってみました。しかし、今回はネガティブな記事ばかりになってしまったので、良いニュースも次回は拾っていければと思います。以上何か気になるニュースはありましたか?

 

RYOJI