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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

日本の春は観光シーズン


Tokyo

Stefano Ravalli

 

こんにちは。Airbnb経由だったり、僕が旅している時に異国で知り合った旅人が来たりと多くの外国人旅行者が日本に来ています。そのため、4月上旬は本当に多くの外国の友人と会っています。一人の友人に「東京にまた来てね~!」と言った日に、違う友人が来るような形です。

 

この前はラトビアで会ったイタリアの友人が来ていて、ドイツ人の友達も一緒に遊んでいました。色々なイタリアやドイツの人と会ってきましたが、初めてイタリアの友人から「この組み合わせって第二次世界大戦枢軸国だね」と言われて、僕は「ノーコメント」と応えるのでした(笑)しかし、本当に楽しみました。

 

多くの観光客や日本に来る友人と接していると殆どの人が東京京都・大阪をセットで旅行している印象がありますね。特別な目的があって東京だけという人も中にはいます。そして、沖縄もリゾート地として人気ですが、僕の交友関係の中では太平洋ベルトの都市(東京、京都、大阪、広島など)が日本の中で人気です。

 

外国の都市に比べると東京は少し静かでルールで固められたような冷たい感じがありますが、主観で大阪は東京よりもフレンドリーな人が多いので、人という面では東京よりも国際的な街という感じもします。イタリアを北と南で違いがあると語る人がいるように、実際に日本も東京と大阪が色が違うように語られることがたまにあります。

 

しかし、日本に個人旅行で来る人は国籍が限られている印象もあります。例えば、韓国、台湾、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ諸国(主にドイツ、フランス、イタリア、スペイン、イングランド)。そして最近ではタイの人達です。中国の人たちはビザの問題があるのか、まだ団体観光客が多い気がします。

 

日本が大好きでたまらない人に関しては国籍は関係なく日本へ来ていますが、一般の旅行者としては、上記の国々が圧倒的に多い印象があります。しかし、先日はフィリピン人女性の個人旅行者と会い、珍しくてとても嬉しかったです。

 

そして、僕はもっと色々な国から来てほしいなと思うのでした。今のインターネット上では世界中で趣味や仕事など様々なレイヤーによるコミュニティが国を問わずできています。日本好きコミュニティもより深さを増すことと思います。

 

この流れで、インターネット上だけでなく実際に会うという形でも、もっと国を問わず交流ができる未来が来たら面白いなと思っています。世界的にも人が得る情報は多様化しているので、どんな国の人であろうが「日本へ旅行したい」と思うポテンシャルを持つ人はいるからです。

 

逆のケースとして、最近僕は日本人の海外に対する考え方も勉強しているのですが、中国に関しては歴史や距離の近さから常に関心を持っている日本人は多い印象があります(時々、悪口もあります。)戦後は敗戦や冷戦などの関係でアメリカ文化に影響を受ける人が増え、明治維新以降の名残りでヨーロッパの文化をハイカラと感じる人が多かったように思います。

 

僕も中国から世界に関心を持ったタイプでしたが、今の日本人は中国もアメリカもヨーロッパも特に興味がないが、台湾がとても好きだったり、東南アジア諸国が好きだったりなど日本人の海外への関心も多様化しているように思います。それはインターネットによってどの国の情報も得られるからでしょう。

 

しかし、中央アジア諸国、旧ユーゴ諸国、コーカサス諸国、アフリカ諸国などはまだ日本人の関心としては高くない地域であると思います。これらの国の人達も逆に日本へ来る人が少ないとも言えます。そのため、これらの地域から東京に呼び込むにはどうしたら良いだろうかとも僕は考えています。

 

東京オリンピックではそういった国からも選手やサポーターが来るので、この際にビザの発給やその国の人の経済的な問題などを調べて、早めに問題を解決していけたら良いなと思うのでした。東京オリンピックは日本をPRするには良い契機ですから。綺麗事だけではなく、利益の面でもです。後、そういう所に日本人で一人で訪れるのは燃えますね(笑)

 

もちろん、イタリアやドイツから友人が来るのは国籍関係なく嬉しいし、友人ではなくてもこれらの国の観光客が来ることは嬉しいです。しかし、まだ日本に来る旅行客に多様性が感じられないことも多く、少し自分が生きている時代は古いかも・・と思うのも事実です。

 

例えば、日本では日本人がイタリア人と接するのと同じくらい、近い感じで「おぉ君はグルジアから来たんだ~グルジア料理のヒンカリ(餃子のようなもの)は好きだよ~」みたいなことが普通に語り合える未来が来たら面白いなと思っています。

 

育った環境が違う人同士の交流は、お互いが寛容であれば新しい物を生みやすいし、世界が発展するきっかけにもなるからです。実際に技術を引っ張っているシリコンバレーも、アメリカ人の集まりという訳ではなく、ITに強い東側の国(ロシア、ベラルーシウクライナなど)やインド、台湾やイスラエルなどの人達が多いと聞きますし。

 

これから訪れる多様化社会に関しては、僕はテクノロジーの進歩などプラス面が大きいと思っていますが、グローバル化の中で人との交流が高まると移民問題など様々な問題が日本や各国で出てくるとも思います。そして、人口が減少していく日本では移民の受け入れを制限する政策はかなり難しい局面を迎えると思います。

 

しかし、日本は特に伝統を重んじる国で、また日本人同士では格差をあまり感じないように均一化を目指していた国です。(日本の伝統分野は外国人によって支えられている所もあるのですが。)そのため、人との交流がもっと複雑かつ活発になることを想定して、早めに多くの日本人がマイナーな世界を知って対策をしておかないと歪みが生まれるかなとも思っています。

 

そして、日本の文化や伝統をどう維持していくか。春に日本に来る観光客が増え、この調子でもう少し世界が多様化して欲しいなと思う一方で、今後日本が外国人を受け入れる体制として色々な課題も気になる今日この頃でした。

 

RYOJI

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