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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

心の不安と新興宗教


Tokyo Metropolitan Government Building

Loïc Lagarde

 

こんにちは。今、マニラにてブログを更新しています。マニラはセブに比べて蒸し暑く、東京の夏を思い出すのでした。コンクリートが多いとより蒸し暑くなるものなのでしょうか?

 

さて、今日は日本のニュースを見ていたら、地下鉄サリン事件から20年という記事を読みました。当時、僕は小学生でしたが、学校から帰った時にNHKニュースを見て、被害者と思われる人達の名前が出ていたので、親父がいないかを母親と確認していたのを覚えています。

 

そんな今日は不安に漬け込むことが多い新興宗教洗脳について書いていきたいと思います。

 

日本人は元々宗教観がないからだとか、今は時代の変わり目で多くの人に不安があるからだとか、新興宗教に騙されやすい人が多い理由が色々と挙げられていますが、皆さんの身近でも多くの人がそういったものの勧誘をされたことがあると思います。

 

従来あるキリスト教イスラム教、仏教などを切り口にした新しい宗教が多いのもあって、日本では逆に宗教そのものについて否定される風潮が片方で大きい印象があります。そのため、本来の全うな信者の人達は肩身の狭い想いをしていることもあると思います。

 

最近ではX JapanのボーカルのToshIさんが洗脳について書かれた本が話題になっていました。彼は団体に激務をさせられ、仕事中に倒れ病院へ、関係者がToshIさんを取り戻しに来ようとするもお医者さんの配慮で助かり、少しずつ洗脳が解けていきました。団体はToshIさんの不安に漬け込み、資金源として彼を利用していました。

 

2010年頃に彼は記者会見を行い、その頃、自分の体験について本を書きたいとも言っていました。当時、洗脳問題について詳しく解決に尽力されている紀藤弁護士と協力して共著するということを言っていたと思いますが、4年程の時間を経て発売されていたようです。

 

本を書くと発表されてから少し時間が経っていたので忘れていたのと、旅もしていたのもあって、僕はまだその本を読んでいませんが、本人にとっては辛い、こういった経験を共有することは多くの人を救う機会になって素晴らしいと思うのでした。

 

僕は常に占いやスピリチュアルに関して親や友人に対して否定的な立場を取っていますが、それはそういう人間が少しでも周りにいないと、こういった物に騙される可能性をより高めると思っているからというのもあります。自分もいつそういった物に騙されるかはわかりませんから。

 

怪しい団体かどうかというのは、詐欺に近い利益を得ているという金銭面や、相手を不安で縛っていないかが大きな基準になるかなと僕は考えています。僕も実際に大学の知人に一度勧誘を受けたことがありましたが、勧誘した彼は不安に縛られている様でした。信じなかったり勧誘できないと罪になるレベルだったのかもしれません。

 

また今回僕が世界を旅行していた時も、ストックホルムでは日本人に勧誘され、ポーランドウクライナの国境ではまさか「カタコト」の日本語で勧誘されたことがありました。後者は本当に不思議でしたが、ストックホルムなどだと海外生活に不安がある人達に漬け込むこともあるのかもしれません。

 

デーモン閣下は立場上、バンド聖飢魔IIを宗教として、ファンを信者として言って活動していましたが、確かに自分が好きなアーティストについては全てを受け入れたくなりますよね。そのため、洗脳と洗脳ではない所の線引きとはとても難しいと思います。

 

しかし、繰り返しになりますが、明らかに自分の意思で動いていない(上から不安で縛られていたり)、幹部にお金が異様な利益率で入っていないかという所を考えるのが良いのかなと思うのでした。

 

ブログで言うと不安を解消しやすい自己啓発的な記事は人気ですが、自己啓発的な記事自体は良いのですが、これも情報商材などにして高額な商品に発展しているケースもあります。やはりお金を基準で考えると団体の目的がハッキリします。

 

そもそも不安がない人などいないので、このことを悪質に利用する人は絶えないかもしれません。「信じる物は救われる」ともいうので、本人が良いと思っていたら悪質ではないという気もしますが、その基準はやはり「救おうとしている人がお金をどれだけ得たがっているか」だと思います。これに気を付けることは、まず重要だなと思うのでした。


RYOJI