世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

価値観が似てくる世界


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こんにちは。昨日は250近いアクセスをいただきました。恐らく、今までで一番多いアクセス数だと思うので、とても励みになります。最新記事を見ていただいていたら、ありがとうございます。

 

さて、自分が若者について語るのは自分がもうオジサンになっている気がして嫌ですが、上の世代の方に共有できたらと思い、今日は価値観が似てきている気がする世界の若年層について書いていきたいと思います。

 

今回の旅でクアラルンプールでマレーシア人の友人がクラブに招待してくれたり、また様々な国のホステルやバーに行って、流行っているクラブミュージックはどこの国に行っても同じであることに気づかされました。そして、価値観は世界規模で少しずつ似てくるんじゃないかなとも思うのでした。

 

ヨーロッパの紅白のような採点である「EURO VISON」で、僕は2012年か13年で一位か二位になったギリシャ代表の「Alcohol is free」という曲が好きですが、北京で会った呼和浩特内モンゴル)出身の中国人の友人とその曲について盛り上がりました。その時に音楽のボーダレス化はすさまじいなと後から思うのでした。まさか中国の友人がこの曲を知っているなんて・・っと。

 

そのため、自分の曲を売る人は絶対に世界を視野にして活動した方が良いなと思うのでした。YouTubeなどを駆使しつつ。現に渋谷のライブハウスなどでは、YouTubeで日本のロックに魅了された外国人などがマイナーなバンドを観に来始めていると思います。実際に僕のスペインの友人2名は日本のインディーバンドのファンだったりして、わざわざそのために来てくれています。

 

「東京の人でも知らないのに、どこで知ったの!?」と最初は思いましたが、実際インターネット経由で知るのだからどこの出身だろうが関係ないんですよね。そのため、個人的に和のテイストを入れたクラブミュージックを作ってみたいなと思ったりもしています(笑)冗談ともかく、日本から世界で流行るクラブミュージックがその内に出るかもしれませんね。

 

また、「どこ行っても同じだな~」と思うのはSNSです。特に今いるフィリピンでは未だにFacebookの力は大きい様に見えます。最初にこれを感じたのは2011年に初めて世界を周ってみて、どこのインターネットカフェやホステルに行っても皆Facebookをチェックしているのを見た時です。そして旅人と連絡をし合うのがとても便利でした。

 

Facebookのおかげで自分は自分の顔に慣れました(笑)もう少し下の世代では色々なSNSを使っていると思いますが、セルフィー(自撮り)は多くの人が好きです。特に女性。どこの国に行ってもセルフィーしようと言われたことがあります。そのためInstagramSnapseedが人気な理由もわかります。

 

アジアではLINEやKakaotalkのようなツールで友達とスタンプで会話をするという文化ももはや国際的な会話のツールになっています。そのため、楽観的ですが、意外と国に捉われなくても世代別に世界的なマーケティングができる所はあるかもと思いました。

 

個人的には価値観が似てくる要素にはスマートフォンの普及が大きいと思っています。SNSをするにしても、自撮りをするにしても、YouTubeを見るにしても、全てスマートフォンでできます。

 

Facebookバーチャルリアリティー(仮想現実)のOculusを買収したことが昨年話題になっていましたが、次は仮想現実を共有する時代になるかもしれませんね。これからは旅人が撮った写真がアップされる時、SNS上の友達もその空間に入り込むことができているような「仮想空間」がシェアされる時代になると面白いですね。

 

どの国に行っても「皆これをやっている!」と言ったような共通の価値観として、これからどんな物が生まれてくるのでしょうか。音楽、写真、仮想空間、仮想通貨、そして・・・。

 

RYOJI