疑似科学や陰謀論
こんにちは。今週の土曜日と日曜日はどこも行かず勉強や作業に集中しようと思っていましたが、今日はあまり集中できず、やはり何かを集中するために1日用意するのって自分には非効率かもしれないと思いました。やはり忙しい方が人間は1つ1つのことに集中できるでしょうか。
さて、金曜日に世界中の友達がSNSでシェアしていた「この服の色が何色に見えるか」というものがあり、人によっては青に見えて、人によっては白に見えるというものがありました。(僕は青と黒にしか見えませんが、皆さんは?)
「白と金」「いや青と黒だ」あなたはどっちに見える? 1枚の写真をめぐりネットで激論 - ITmedia ニュース
日本でもその内容の記事が上がっていましたが、見え方によって右脳派と左脳派に分かれるという情報が付け加わっていたのが日本的に思えました。僕は完全に右脳派という結果でしたね。
しかし、右脳派や左脳派に分かれるというのも血液型と一緒で根拠のないものらしいです。右脳と左脳の働きはその通りらしいですが、どちらかに偏ることはないのだとか・・。今日はそんな日本のいわゆる「エセ科学」についてまとめてみました。
・右脳派と左脳派
僕は質問に応えると、いつも結果が右脳派人間になるので右脳ばかり使っているんだろうなと最近まで思っていました。しかし、人によって機能がどちらかに偏りを見せる事実はないらしいですね。脳はまだわからないことが多いので、もしかしたらニセ科学が真実の理論になるかもしれませんが・・。
・血液型別性格判断
血液型によって性格が分かれることは証明はされておらず、日本のニセ科学の代表とも言えるもの。人間の性格にしても気分によって変わるものです。1970年にこの説は日本の学者によって唱えられたが否定されます。しかし、現在では日本や韓国独特の雑談のテーマとなり文化的なものになったと言えるかもしれません。占いでも使われるバーナム効果の影響も大きいです。
※バーナム効果とは誰にでも当てはまる抽象的な言葉を使い、当たっていると思わせるものです。(例)あなたは沢山の悩みを抱えている。また、あなたは優しいのに誤解されてしまう所がある。など。
・ゲーム脳
これも有名なニセ科学となっています。TVゲームばかりしているとボーっとして脳を使わなくなるので頭が悪くなると言ったようなものだったと思います。しかし、映画やドラマを集中して見ている時と脳に与える影響は変わりはないようです。個人的には日本でファミコンが誕生したくらいから、TVゲームは子どもの勉強をおろそかにするマイナスな物として捉えられたために生まれたのだと思います。
・血液サラサラまたはドロドロ
詳しくはありませんが、サラサラまたはドロドロの血球はどちらも人間にとって必要な量というものがあるそうです。これもマイナスイオンと同じで商売開発上生まれたニセ科学かもしれません。ちなみに「マイナスイオン」というものは、そもそも存在せず、この言葉が流行っていた時にメーカーが科学的根拠を問われていて、僕自身もエセ科学というものが蔓延していることを知りました。
・コラーゲン
コラーゲン自体は肌をつるつるにするものですが、コラーゲンを食べても別のタンパク質になってしまうことがあり期待はできないのだそうです。リシンやビタミンCと一緒に摂取しないとコラーゲンは合成されないのだとか。
参考サイト:
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n62115
しかし、プラシーボ効果というものはあります。プラシーボ効果は、例えば「この薬は効く」と思って飲むと本当に効いてしまう人が出てくる効果です。そのため、商品開発の際に色々と新しい概念を作っては、それを付加価値として売られていく傾向があるのかもしれませんね。
またこのブログ(世界の記述)的に言うと、世界には陰謀論も多く存在します。特に世界に最も影響を与えているアメリカはそのネタにされやすいです。例えば、アポロは月に行っていない説や、9.11がアメリカによって行われた自作自演などです。後は経済系で言うとユダヤ系資本の話はよく日本では話題になります。
RYOJI