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世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

金融資産と住宅ローン

雑感 金融

House in Twente style, Albergen, Netherlands - 2494
Tom Jutte

 

先日、日本人独特のお金に対する考え方という記事を書いて、いつもより多くの方に見ていただきました。まとめると、日本人は現金・銀行預金の割合が多く、投信・株式などの割合が低いっと言った金融資産の偏りについてでした。

 

今日は、多くの同世代(20代)の日本人にとって、これから大きな買い物となり、また(金融資産的に)負債になりやすい住宅ローンについて考えていきたいと思います。現在、旅行をしているため安定した収入がない僕のような人は(そもそもローンを組めないので)少し場違いな気もしますがご了承ください(笑)また今回は世界旅行とは関係のないドメスティックな記事となります。

※住宅を買うということは、お金には変えられない「安心感」や「所有欲」を満たすという価値が大きくありますが、今回はあくまで「金融資産」という観点で考えていきます。

1.住宅ローンが売られる背景と現状

住宅ローンを取り扱う所と言えば銀行です。銀行とはできるだけ安い利率の定期預金でお金を預かり、金利の高い住宅ローンを組むことで商売をしてきた場所。(最近は顧客獲得のために住宅ローン金利は毎年下がりつづけておりますが)

 

そして、住宅を購入するというのはどこのでも一大消費のため、どんな国でも税金の観点からも奨励されているように思います。しかし日本では、バブルの時のように土地が住宅ローン金利以上に値上がりしていた時は良いですが、全国平均としてバブル崩壊後の現在は価値は下落し、プラスは稀でマイナスの中をさまよっています。

 


時事ドットコム:【図解・経済】全国の地価変動率

 

もちろん人が住みたい街や商業地などは値上がりしていると思いますが、少子高齢化の現在で素人がそういった穴場を見つけるのは、かなり勉強が必要だと思います。高い価格で売れる見通しが立たない時代なので、全体的に住宅ローン金利が下がってきているとしても、金融資産としてはメリットがあまりないというのが多くの人にとっての実情だと考えています。

 

また、国は住宅ローンを組ませたいので住宅ローン減税などがあるようですが、その裏にあるのは固定資産税という存在。もちろん、家を所有すると減価償却費、維持費などは当たり前に発生していきます。また、何十年も借金に縛られることになります。それを考えると、僕に子どもがいたとした場合、逆に子どものためにも住宅という資産は残さず、株や投信などを残した方が良いかな・・と、どんどん住宅を持つことへの希望が薄れてくるのでした(笑)

 


住宅ローン減税制度の概要 : 財務省

2.マンションという不動産

家を買うことにリスクを感じる人だけでなく、都市圏に住む人の多くが考えているマンションという資産があると思います。新築マンションは、不動産会社の営業・広告費用などが上乗せされているため、売る時には大幅に価値が下がる物件が殆どと言われています。そのため、中古マンションを買う人が多い現状があります。

 

中古マンション新築マンションに比べて修繕費などの経費がかかることがあるので、結局は新築マンションと比較をして予測する必要が出てきます。不動産業界に従事していて物件に精通している人でかつお金持ちの人は、「この大学やこの企業の近くは人の流動性がある(つまり値下がりしにくい)」と言った土地を把握でき、元手もあるので、値の上がるマンションに投資しがいがあるとは思います。

 

しかし、今の自分や素人がそこに手を出すと明らかにプロにはやはり勝てないですし、かなり難しい投資になる、それなら通常の投資信託をする方が資産運用としてのリスクは軽減されると思います。(※不動産専門の投資信託もあります)

 

3.賃貸のメリット

一昔前は家を持つことがステータスとなる時代があったようですが、今ではいつ仕事を辞めるハメになるかわからない不安定な社会であり、一つの場所にとどまることや、人口減少で資産価値が下がる可能性の高い家を借金してまでして買うということに不安は増していくように思います。

 

そこで、今では同世代(20代)を中心に賃貸が増え、不動産や家に手を出さず利率の良い株式や投資信託などにまわすという資産運用に変わりつつあると思います。要するに賃貸は、移動の自由金利分を他の金融資産に投資できる点でメリットに感じられると思います。

 

不動産に限らずどんな分野でも、日本は今まで高度経済成長期に築いたスタイルを維持し過ぎた感があって、旧来と同じことをやること程、今後はリスキーになる社会に来ていると思います。つまり、今までの安定と思われた価値観ほど今後の不安定になる可能性が高くなると個人的に予測しています。

 

家を買うことは賃貸よりも安心感を得ることができると思いますが、まだアグレッシブで若い時ほど早いうちから変化に対応できるメンタルを構築していく必要があると思います。精神論ですが、安心感というのは家でなく自分の心の中につけていくような感覚で。

 

そのためにも、周りの価値観に流されず賃貸や資産運用について早めに考えることは大事なことかなと思うのでした。僕は不動産や金融商品のプロではないので100%正しい訳ではないですが、皆さんが見直すきっかけになれば幸いです。

 

なぜか、あのロックスターKISSのジーンシモンズが「ゆとりがなければ、家は買うな」(3000万円の家が気に入っても、現金で3000万円がない限り買わない方が良い)と言っていたそうな。(ロックスター名言集より)旅行者もロックスターも根は保守的です。笑

 

RYOJI

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