世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

まさかの48人部屋のホステル


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アイルランドはダブリン城内の写真です)

 

バックパッカーや、就職先を見つけてヨーロッパの国々を渡り歩くEU圏内の若者など、彼らは節約して移動するためにホテルには泊まらず、ホステルに泊まることが多いです。そして、僕も同様にホテルには泊まらない旅をしていました。(ホステルとは一部屋に複数のベッドがあるドミトリールームがあることが特徴的な宿です。)

 

このホステルで旅を続けていくと、人との出会いなど良いこともありますが、色々なストレスも同時に感じるようになってくるのも事実です。後ろ向きな記事ですが、今日はそんな内容を記載していきます。

 

例えば・・

・周りのいびきがうるさくて眠れない

・稀にパーティ系の人々で埋め尽くされて、夜中もうるさいことがある

・時々誰かが臭う

・洗濯物を干すスペースがない

・物の管理に警戒が必要でシャワーのタイミングに気を遣う

・外国では異性と同じ部屋になる可能性がある

 

などなど。しかし、多くの国に行きたいと考える僕にとって、やはり価格の安さは譲れないため、そこは割り切ります。そしてアイルランドダブリンに急きょ行くことにした時も、インターネット経由でいつも通りにホステルを予約していました。「やった・・かろうじて残っていた格安の宿だ」と嬉しさが増していたくらいでした。

 

ダブリンに着き中心部に位置するこの宿に辿り着き行ってみると、まさかの48人部屋でした。これは初めての経験でそして色々な不安がよぎります。

 

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まず最初に目をしたのは、隣のベッドでなぜか2人の女性が同じベッドに横たわっている光景。一人はお金を払わず泊まっている不審者かもしれないと、セキュリティ面の不安に拍車をかけました(笑)

 

僕がホステルで主に懸念しているのは、荷物の管理と、夜のいびきでしたが、幸いにも荷物はベッドの下に鍵付きの籠があり、夜のいびきも気にならないレベルでした。(ホステルに泊まり続けると、1回はいびきに悩まされる経験をすると思いますので耳栓は予め用意しておくことをお薦めします。)

 

しかし、僕は寝ている時に、急に起こされることになり、

ここは君のベッドではない」

とスタッフに言われます。

「え?このカードにこのベッド番号が書いてあるじゃん・・」

と言っても聞く耳を持たず。

 

仕方なく新しいベッドに移り、再び寝ようとすると、スタッフがまた入ってきて他の人も同じようなことが起こっています。48人もなると宿側もしっかりと管理ができなくなっているのです(笑)

 

そして、その度に電気の灯りをつけ、スタッフが宿泊客に説明をしているため、多くの人が「Turn off please」と眠たそうに抗議をします。日本ではあまり考えられない状況が続きます。 

 

やはり人数が多い時は色々なことが起こりますので、ストレスを軽減するために、万一大人数部屋に泊まるという不幸にもなってしまった場合に備えて、

 

・スタッフにベッドの指定があれば、念をおしてベッドの番号を確認する

・シャワーは人が少なくなるチェックアウト時間の直後くらいのタイミングで入る。滞在最終日は、なるべく夕方の早めに入る

・大人数部屋だとベッドにコンセントがないことが多いので共有スペースで充電を済ませられるよう、スマートフォンやパソコンの使用には気を付けておく

・48人部屋は息苦しいため、部屋では寝るだけにするためにも共有スペースにいて眠気を待つ

・耳栓とアイマスクを使う 

・ストレスを感じたら、今までの旅の思い出を振り返る

 

ことをお薦めします。今の日本の暮らしやインフラの快適ぶりに、忘れかけていた何かを異国のホステルの記事を書くと同時に思い出すのでありました。

 

RYOJI

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