世界の記述

タイトルはマルコポーロより。旅行を主とした日本と世界に関するブログです。たまに政治・経済もあり。

旅は生き方の多様性を知る良い機会


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(写真はサハラ砂漠でフランスの旅人に出会い牽引してもらうの図)

 

まだ僕は20代中盤なので、リラックスする旅というのは全く求めておらず、「新しい土地に行ってみたい」という好奇心が旅への意欲を掻き立ててくれています。

 

そのような旅を終えた後の質問で多いのは「旅で何か得られたか?」という問い。僕はあまり求めずに旅をするので、全て「経験」として捉えていたため、とても難しい質問でした。しかし、ふと考えてみると月並みですが「人の多様性を知る機会」が得たことかなと最近しみじみ感じております。

 

1.日本人の多様性を知る

 

学校教育の影響なのか、日本では周りに合わせる生き方が重要とされるため、チームワークはあっても多様性に欠けている社会であると時々批判されます。そのため、日本人は同じような人生を歩む人が多いのかなと思いがちですが、実際は日本人だからと言って多様性がない訳ではないことを確認することができますね。

 

例えば、会社を一旦辞めて世界一周をしている人が年齢関係なく多かったりしますし、グルジアに詳しい日本人がいたり、マサイ族の男性に嫁がれている日本人がいたりと、日本人にとって有名でない国(G7や近隣諸国ではない国)に精通していたり、働いている人もいます。このように、多様性のある日本人は世界に沢山いるのです。

 

2.外国人の多様性

 

前回4月~7月まで行ってきた東南アジア及び南欧旅行では、日本人よりも外国の友人と会うことの方が多く、パーティにもたくさん誘われることがありました。主に、訪れた国の現地の友人、そこで働いている人、またはゲストハウス等で知り合った世界中から来ているバックパッカーなどです。

 

日本ではあまり知り合うことができない国籍や職業の人と知り合うことは、その国のニュースに関しても関心を持ちますし、こういう生き方もあるんだなということが、日本とは違う視点のために勉強になります。 

 

学校で いじめられている子が「世界=クラス」だけであると思うと余計に苦しんでしまうように、大人になると多くの日本人は「大学を卒業して、定年までサラリーマンとして働く」といった何か決められたレールを歩まないといけないと考えがちなので、それから逸したことをすると周りからの反発も多いでしょう。しかし、そういったことにも動じないように、様々な生き方をしている人を見て、自分に自信をつけることは重要だと思いました。

 

自分の生き方も人類の生き方の1つだろう・・とか、まだ知らない世界が沢山あると思うとワクワクする・・ということで、この感覚を忘れず、翌月からロシアへ行き、様々な経験をしたいと考えております。きれいごと過ぎましたかね?(笑)

 

RYOJI